信州の農業ガールズ集合！！「農家さん日記」執筆陣をご紹介します！

当サイト「長野県のおいしい食べ方」で、「農事録」として2004年から連載を開始し、もっとわかりやすいタイトルにしたい！と2024年に「農家さん日記」と名前を変えた連載があります。

生産の現場を知るには、生産者に聞いてみるのが一番。 読めば長野県の農畜産物がよりおいしく、より愛おしく感じられるはず。そんな趣旨で農家さんから寄稿していただき、これまでのべ22名が執筆を担当してきました。

なかなか想像のつかない農家さんの日常を、農家さん本人がプライベートを交えて臨場感満載で伝える貴重なコーナーです。

本年度の執筆陣はニューフェイスも含め、オール女子でお送りします。みなさん個性的かつ、とってもエネルギッシュで、お会いすると私も元気になります！

今回は、今期の連載を担当する農家さんたちを、編集部員である私、おとうふの独断と偏見を交えつつ、改めてご紹介します。

殿倉 由起子さん（連載2022年4月〜）栽培品目：りんご・アスパラガス・きのこ

2023年11月に農家民泊＆カフェ「Cider Barn &more（サイダーバーン・アンドモア）」をオープン

長野県南部に位置する飯田市の農家、殿倉由紀子さんには引き続き執筆していただきます。

殿倉さんは「南信州の地域を盛り上げたい」という思いから、農業の傍ら2023年11月に農家ゲストハウスをオープン。私もお邪魔したことがありますが、南信州の山並みを一望する、殿倉さんの思いが詰まった温かみのある施設でした。

ゲストハウスは、日中はカフェとして営業しています（不定休）。地元食材をふんだんに使った食事に身も心も満たされます。

さっぱりとして落ち着いた殿倉さんから、おとうふはいつも漢気（おとこぎ）を感じます。今年、息子さんが小学校へ入学されたそうで、連載開始時は小さかったあの子が…と、勝手に親戚目線になっています（笑）

ゲストハウス周辺の景色。絶景とのどかな空気に癒されます

ゲストハウス&カフェ「Cider Barn & more」

〒399-2602 長野県飯田市下久堅下虎岩41-2
tel.  070-3197-0412
ご予約やお問い合わせはホームページからお願いいたします。

田畑 優奈さん（新連載）栽培品目：野菜・市田柿・繁殖和牛飼育

今年度から執筆を担当する田畑優奈さんは、殿倉さんと同じく長野県南部の飯田市で農業を営んでいます。三姉妹のお母さんで、執筆依頼後にわかったのですが、なんと殿倉さんとはママ友だそうです！

田畑家は1684（貞享元）年から続く農家で、夏野菜をはじめ、干しイモや南信州の名産品・市田柿を作っています。

大阪から飯田市へ嫁いだことをきっかけに農業の道へ。コテコテの大阪女子がなぜ農業に!? その数奇な軌跡を、そして「破天荒」という言葉の意味を、まざまざと見せてくださることでしょう。

昨年、編集部員ちゅんが田畑さんの寺畑農園へ取材にしていますので、ぜひご覧ください。

8月まで旬！赤い宝石が輝くスイートコーン「大和ルージュ」　（2024.8.21）

じつは筆者、個人的に田畑さんのSNSファンです（笑）。Instagramは要チェックですよ。オンラインショップも運営しておられます。

寺畑農園

寺畑農園の最新情報やオンラインショップは、こちらからご覧いただけます。

宮沢 みえさん（新連載）栽培品目：野菜苗・シクラメン

宮沢みえさんも今年度から執筆を担当します。

上記ふたりの住む南信とは真逆に位置する長野市若穂で、野菜苗とシクラメンを栽培する宮沢さん。9代続く農家に嫁いで、農業に携わるようになりました。

ハウス外観と宮沢さん。「宮沢農園」のロゴが見えます

大学在学中、八ヶ岳の山小屋での住み込みバイトで長野での暮らしに憧れ、結婚を機に移住&就農。

5人の男子を育てつつ、女性農業者コミュニティの活動、農家向け勉強会の開催など、超パワフルに動いている方です。そして趣味はマラソン。そのバイタリティを少しでいいので筆者に恵んでほしい…

「今はまだ何もありません！」と空のハウスを見せてくれました。この笑顔です。これからですね！

ちなみにみなさんは「苗」の農家さんがいることをご存知でしたか？ なかなか馴染みのない苗農家さんのお仕事に注目です！

長野市若穂の風景。打合せ時はあいにく…ではなく、恵みの雨

宮沢農園

宮沢農園の最新情報は、こちらからご覧いただけます。