殿倉さんの農事録
[殿倉さんの農事録]

夏こそキノコを食べましょう!

今年の夏は本当に暑い!ここ飯田市も35℃を超えることが普通に感じられてしまうほど、猛暑が続いています。お盆を過ぎて少しは気温が下がってくれるといいのですが、気温上昇による農作物への影響がとても心配です。

夏の暑さはキノコ農家にも厳しい

お盆明けから収穫が始まる「サンつがる」は気温が下がってこないと色づきが難しく、やはり今年は色が入ってきてないなと感じます。

夏の気温の上昇は、じつはブナしめじの販売に大きく影響しています。キノコ農家にとって夏はとても厳しい季節です。

夏は暑さで食欲が落ちるだけでなく、火を使った料理はしたくないものです。キノコは火を通さないと食べられないので、自然と需要は減ってしまいます。

スーパーで見かけるキノコの多くは施設で栽培されているので、安定して供給され、1年を通して安く手に入れられるイメージがあるかと思います。しかし夏は施設内の温度を保つために膨大な電気代がかかってしまうのです。

昨年から電気代が上がったことが、さらに小規模のキノコ農家にダメージを与えています。私たちも例外ではなく、昨年から苦しい状況が続いています。

tonokura01-20230823こんな環境で作っています

キノコを夏にも食べてもらいたい!

おすすめなのが、お酢を使った料理です。お酢は暑い時期には食欲を増進してくれるだけでなく、疲労回復にも効果的。防腐効果もあるので、夏にお酢はぴったりです。

キノコのマリネは、シメジをさっとゆでて粗熱を取り、きゅうりやパプリカなどと一緒にマリネ液に漬けるだけ。ゆでたシメジを、薄切りにした紫玉ねぎ、きゅうりと三杯酢で合わせて、キノコの酢の物にしてもいいですね。

最近ではいろいろなメーカーからマリネや浅漬けができる便利なお酢が発売されているので、簡単に作ることができます。

私がおすすめしたいは、A・コープで売られている便利なお酢たち。マリネにする時は「らっきょう酢」、酢の物にする時は「かんたん酢」。ぜひ試してみてください!

 tonokra02-20230823らっきょう酢は、ほかのも試したけどこれが一番!


夏は体調を崩しやすい季節でもあります。キノコは免疫力を高めるβグルカンが多く入っていたり、ビタミンDやビタミンB群、カリウムやリンなどのミネラル分なども含まれています。じつは、夏こそ食べてもらいたい食材なのです。

たくさん取れる夏野菜を組み合わせた、夏ならではのキノコの新しい食べ方を、みなさんにも教えてもらいたいです。

ゲストハウスは乞うご期待!

Cider Barn &more」も、少しずつ完成が見えてきています。来月には、かなりできあがった様子がお知らせできるかも。お楽しみに!

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この記事を書いた人

殿倉由起子さん

殿倉由起子さんは大学卒業後勤務した東京のホテルスタッフから転身して、子育てをしながらも地元の飯田市でぶなしめじとりんごを栽培する農業法人の経営者。農業のかたわら、野菜ソムリエプロの資格を持ち、夢だった農家民泊&カフェ「Cider Barn &more(サイダーバーン・アンドモア)」の運営も始まりました。

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