殿倉さんの農事録
[殿倉さんの農事録]

フルーツたっぷりの南信州の夏

夏になり、南信州はフルーツであふれかえっています。

南信州のフルーツは、5月の梅から始まります。生のまま食べるものではありませんが、梅も立派な果物です。

今年は息子が保育園でもらってきたものを梅シロップにしようかなと氷砂糖で仕込んだのですが、ちょっと遅かったのか、失敗した気がします…。やはり梅仕事は早めの作業が大切ということに、改めて気付かされました。

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そしてブルーベリー!息子が大大大好きな果物で、冷凍保存してあったものを1年中食べているくらい。

母の友だちが喬木村のブルーベーリー農園でお手伝いしているので、毎年のブルーベリー狩りが恒例行事になっています。「今年は鳥に食べられてしまって小粒しかないの」と言われましたが、息子と楽しむには十分のブルーベリーが食べられました。

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桃も南信州の特産のひとつ。毎年、友だちの桃をたっぷりと毎日いただいています。

私の好きな品種は「あかつき」。果肉は硬めなのに甘味たっぷり!少し置いておくと程よい硬さになって、さらに甘味を感じられます。

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そしてりんごの季節も間もなく。数年前から始めた「シナノリップ」。8月初旬には収穫出荷が始まります!

今年は早々からカラスに狙われて、かなり食べられてしまいました。防鳥ネットと虫除けのLEDライトをつけて備えています。無事に収穫までたどり着けますように!

tonokura05-20230726うっすらオレンジ色に見えるのが防鳥ネット

コロナ禍で中止が続いていた地元の夏祭りが4年ぶりに開催されました。夕方からの開催とはいえ、かなりの暑さでしたが、息子も夏祭りを楽しんだ様子です。

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久しぶりにたっぷりと夏を満喫している南信州です。

この記事を書いた人

殿倉由起子さん

殿倉由起子さんは大学卒業後勤務した東京のホテルスタッフから転身して、子育てをしながらも地元の飯田市でぶなしめじとりんごを栽培する農業法人の経営者。農業のかたわら、野菜ソムリエプロの資格を持ち、夢だった農家民泊&カフェ「Cider Barn &more(サイダーバーン・アンドモア)」の運営も始まりました。

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