詩乃さんの農事録
[詩乃さんの農事録]

とうもろこし終了、そして全国デビュー!

こんにちは! 今年はお盆が過ぎても暑い日が続きましたね。

開田高原はお盆が過ぎたら寒くなると言われているのですが、今年はいつまでも暑かったです。それでも赤とんぼが飛び、風が涼しくなり、徐々に秋を感じています。

そして9月に入り、やっと朝晩が涼しくなってきて、昼間の作業もやりやすい気候になってきました!

牛たちも過ごしやすそうです☺

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とうもろこしは例年より早い終わり

今年も無事にとうもろこしを収穫、販売することができました!

毎年、買いにいらっしゃるお客様は「元気にしてたー?」「頑張ってる?」など気さくに話しかけてくださり、私もお客様にお会いできるのが楽しみです。

とうもろこしの収穫は8
10日から始め、31日にはすべて終えてしまいました。いつもなら9月中旬まで収穫できていたのですが、今年は気温が高く、雨が降った時に一気に成長して、収穫が早まりました。

おまけに、畑に猿が入って数本が被害に遭い、収穫量が減ってしまいました。

猿は毎年すぐ近くまで来ていたものの、うちの畑には入ってこなかったのに…。それでも猿対策として、ネットや電気柵をしていましたが、意味なしでした。猿も生きるのに必死なんだなと思いますが、苦労して作ったものを荒らされるのは悲しいです。

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とうもろこしを収穫したら、ハンマーナイフ・ロータリーで刈り取り、マルチを剥がしていきます。その後は堆肥を撒き、ロータリーで起こして、来年までそのままにしておきます。

全国デビュー⁉︎

この農事録がきっかけで、JAグループ家の光協会の方が取材に来てくださいました。『地上』という雑誌の11月号に載る予定です。

私は人前に出るのが苦手だし、うちは小規模でやっているので、「全国誌に出ても大丈夫なのか?」と心配でしたが、原稿を読ませていただいたら、もう「すごい!」のひと言でした。

写真はプロの方が撮ってくださり、顔は変えることはできませんが(笑)、雰囲気がとても良かったです。

shino03-20230913ドローンでの撮影もありました

農事録に書かれていない日常のことや、就農するきっかけなどが書かれているので、機会があれば、ぜひ読んでみてください。

では、また次回!

農と食の総合誌『地上』に田中詩乃さんの記事が掲載!

【長野県のおいしい食べ方 編集部より】

田中詩乃さんが書かれた記事がカラー4ページで掲載されています。
よろしければ、こちらもぜひお楽しみください。

『地上』(家の光協会)2023年11月号(10月1日発行)
連載「農’s days 降っても、晴れても」(カラー4ページ)

女性農業者の日頃の仕事や人柄、夢を描写する連載企画。彼女たちが日々農業の最前線で奮闘する姿を伝えています。

農と食の総合誌『地上』についてはこちら
この記事を書いた人

林詩乃さん

一般企業を退職し、19歳で祖父母が営む黒毛和牛の繁殖農家を継ぐことを決意した林詩乃(はやし・しの)さん。木曽御嶽山の麓の牧場で、現在飼っている牛18頭のうち6頭が詩乃さんの牛です。畜産農家となる夢は現実になり、さらに大きく膨らもうとしています。

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