詩乃さんの農事録
[詩乃さんの農事録]

削蹄と飼料高騰に救世主⁉︎

こんにちは!

最近は寒くてなかなか布団から出られないのが悩み

本当かどうかは置いといて、全国で1番寒い日もある開田高原。うれしくはないですが、1番暑いよりはマシなのか

そろそろ雪が降る予報が出てきているのでタイヤ交換しないとですね。


今回は何を書けばいいのかと思っているうちに、締切日まで3…。やばいやばい。農事録のことを考えていると、1カ月はあっという間です。

農協から草の支援

飼料の高騰が問題になってきている今、ありがたいことに木曽農協さんから飼料の支援がありました。

なんと!「チモシー」という草を成牛1頭につき1個(約28キロ)支給していただきました。感謝です。

決められた日に家畜市場まで各自取りに行くことになっていたので、軽トラ2台で行ってきました。

tanaka01-2022.12.9


冬に向けて準備

雪が降る前に、牧草地を囲っていた電気柵を片付けに行ってきました。雪が積もると電気柵のケーブルが切れてしまう可能性があるので片付けちゃいます。

ケーブルが長いので、絡まらないように丸めるのがひと苦労です。来年使う時にクルクルクル〜と解ければ大成功!

tanaka02-2022.12.9

削蹄は良いことだらけ

削蹄(さくてい)とは、牛の蹄(ひづめ)を切って形を整えることをいいます。人間でいう爪切りです。

削蹄は本当に大切なことで、蹄を伸ばしたままにしていると、歩きにくくストレスになってしまい、怪我や病気になりやすくなってしまいます。削蹄をすることで牛たちが快適に過ごせ、受胎率が上がるともいわれています。

私のところは、外の運動場が砂利なのであまり伸びず、3年振りの削蹄になりました。削蹄師さんに来ていただき、削蹄師さんが工夫して作ったお手製の削蹄枠に牛を入れて作業開始です!

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暴れる牛から大人しくしている牛まで、いろいろでしたが、みんなきれいに整えてもらいました。

牛飼いの休日はゴルフへ!

休みの許可を得て、ゴルフに行ってきました!

地元の木曽カントリー倶楽部は、御嶽山がきれいに見えました。コースもきれいなので、ゴルフをやられる方は、ぜひ行ってみてください!

tanaka05-2022.12.9

ゴルフはまだ始めたばかりですが、牛を飼いながら趣味も楽しんでいきたいと思います!


今回はここまで。次回は年明け

読んでいただきありがとうございました!

 

この記事を書いた人

林詩乃さん

一般企業を退職し、19歳で祖父母が営む黒毛和牛の繁殖農家を継ぐことを決意した林詩乃(はやし・しの)さん。木曽御嶽山の麓の牧場で、現在飼っている牛18頭のうち6頭が詩乃さんの牛です。畜産農家となる夢は現実になり、さらに大きく膨らもうとしています。

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