詩乃さんの農事録
[詩乃さんの農事録]

春の野焼きと、牛のセリ

こんにちは!

ここ最近晴れては雨、雨また雨で、畑仕事ができず困っています…。が、天候は仕方ないと自分に言い聞かせ、今年はゆっくりやろうと思います。ということで今回の農事録をはじめます!

 

 

野焼きは春の風物詩

 

毎年この時期になると、私の地区では野焼きをします。野焼きをすることで景観保全や害虫駆除、火災予防につながります。乾いたススキはものすごい勢いで燃えていくので迫力があります。

 

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ススキが燃えているところと、次の日の様子です。この黒くなった一面に、1カ月後にはきれいに青草が生えてくるので、生命力はすごいなと思います。みなさんの地域では野焼きをしますか?

 

 

長野県中央家畜市場で牛のセリ

 

今月は市場が開催されました。市は年6回、偶数月の第1木曜に行われます。

 

セリは10時からはじまるので、その前に市場へ行き、ひと足先に着いている牛の元へ行き、最終の手入れをします。牛は朝早くにトラックが来てくださり、積み込んで市場まで運んでもらいます。

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トラックが来るのを待っている様子です

 

毎回、上場頭数は400頭前後です。今回、私の家からは去勢2頭を出荷しました。

 

結果は、1頭は今回の市場去勢の部で最高値、もう1頭は自分が予想していた値より30万も高く、どちらも高値で買っていただき、購買者さんには本当に感謝、感謝です。新しい地に行っても順調に育ってほしいと思います。

 

本当は、市の様子をもう少しくわしくお伝えしたかったのですが、写真を撮り忘れてしまったので、6月の市が終わってから書きたいと思いますので、待っていてください。今度は忘れずに写真を撮ってきます!

 

ということで、今回はこれで失礼します。

 

この記事を書いた人

林詩乃さん

一般企業を退職し、19歳で祖父母が営む黒毛和牛の繁殖農家を継ぐことを決意した林詩乃(はやし・しの)さん。木曽御嶽山の麓の牧場で、現在飼っている牛18頭のうち6頭が詩乃さんの牛です。畜産農家となる夢は現実になり、さらに大きく膨らもうとしています。

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