Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 04 Early Spring
●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。
お〜 ( ゜ロ゜ )
鹿?
角が短い・・・・!?
カモシカ!? ...
先日、遭遇しました。
道路際の草を
のんびりお食事中でした。
少し離れた所から写真を撮ったのですが
ビックリしました。
逃げる様子も
襲ってくる様子も無く
食事に集中している様子でした。
でも野性動物=危険物
近づくのはヤバイです
(; ゜゜ )
皆さんも偶然遭遇しても
かわいいからとか言って
近づくのはやめてくださいね。
キケン!
キケン!
ここは牛の餌になる牧草を栽培する畑です。
所々に見えますは ...
(-_-;)
ゴミ !!
です。
牧草が伸びてしまうと
ゴミが隠れて見えなくなってしまうので
草丈の短い今のうちに拾うのですが
毎年、このゴミ拾いをしていると
怒りしか涌いてきません。
昨年の4月の農事録も
このような記事を書かせて戴いたのですが、
解決策の無いこのゴミ問題、
どうにかしたいものです。
(-_-#)
まああ・・・ゴミの話題はこの辺にしまして
この間、
我が家の牛が1頭
腰抜けになってしまいました。
牛の腰抜けになる原因は色々とあるのですが
今回はちょっと悪質な細菌によるものでした。
このような時は
獣医師さんによる治療に
頼る事になります。
また自力で立ち上がれないと
足が痺れて力が入らなくなってしまうのです。
ずっと正座してると
足が痺れてしまう人間と同じですね。
(^-^;
このような時は
牛を吊るす器具などを使ったりして
寝返りをうたせたりします。
この道具、 牛の腰の骨を外側からに挟み込むように取り付けて
フックに
チェーンブロック(これも吊る道具のひとつ)を
天井に吊るしてそれらを使い、
牛の腰を吊り上げて
立ち上がるための補助をしてやります。
回復の早いものは
すぐに良くなる事もありますが、
そのまま起立不全で
淘汰の対象になる事もあります。
今回の腰抜けの牛は
四日目くらいでなんとか回復の方向に向きました。
自力で立ち上がる事が出来ると
見ているこちらもほっとします。
本当は何事もないのが一番なのですけれどね。
(^-^;
最近、某コンビニで
面白い本を発見しました。
この本、作家がもと酪農家らしく
内容も (^-^;
面白く書かれています。
何度、笑ったことかわかりません。
面白くかかれているのですが、
流石にもと酪農家ですね
牛のネタには底が無い感じです。
よかったら読んでみてくださいね。
タイトルは (^o^) 「百姓貴族」です。
桜の季節ですね
暖かくて気持ちがいい季節です。
でも今年の陽気がこの間まで寒かったので ...
畑の仕事が間に合わず
仕事に追われる毎日です。
寒い日が長かったので、今年の春は短そうですよね。
あっという間に夏がやって来そうで、
ちょっと怖い気もしています。
暑い季節がやってきますが
新緑の気持ちのいい季節です。
皆さん、満喫しましょうね。
o(^o^)o
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