信州・山形村から皆様に農事録をお届けすることになりました、『ド新米!野菜農家』の唐沢と申します。
なにせド新米!ですので、農業の専門的知識をお伝えできるようにはまだまだ・・・(汗)ですが、私のドタバタ農事録、皆様に少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
1年間、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
第一回目ですので、簡単に自己紹介を。
千葉県のいわゆる「東京のベッドタウン」と呼ばれる地域の出身で、学生〜OL時代、農業とは無縁の生活を送っていた私。
そんな私が3年前、リンゴ農家を志し、単身松本へやってきました。
なぜにリンゴ農家に?
それは単純にリンゴが大好きだったから(笑)
なんです。
のえええええええ!
そんな単純でええんかいっ?!
ですよね(笑)
「おいおい、コイツ、だいじょぶかよ・・・」
と思った皆様、ごもっとも。
でも、『信州でリンゴを作るぞ!』という熱意が素晴らしい方々とのご縁をたくさん運んできてくれて無事、私はここ信州で暮らし、農業を学ぶことができるようになりました。
そんなご縁の数々は、これからの農事録で少しずつ、是非紹介させてください。
さて、果樹農家のお師匠のもと、リンゴ作りをイチから教わっていた私ですが、なんと!これまた人生の大転機が訪れ、今年の2月に野菜農家の男性と結婚、松本市のお隣、山形村で野菜農家のお嫁さんとして「農家デビュー」いたしました。
これからは果樹に加え、野菜作りの修行もスタートです!
ここ山形村は、農産物の栽培にとても適した肥沃な土壌・気候に恵まれ、数多くの野菜や果物を収穫することができます。
特に長芋が名産で、我が家でも栽培し、出荷販売しております。
長芋ってどうやって栽培されているか、皆様、ご存知ですか?
ここ数年、都心部でも家庭菜園をされる方が増えたので、農家でなくとも野菜の成長していく様子を知っている方は多いと思いますが、長芋は家庭菜園で作られることはほとんどないので、
「え?!これが長芋?!」
と驚かれることと思いますよ〜!
そんな長芋作り、4月は種いもを植える前の準備に大忙しです!
作業場ではひたすら長芋を決まった重さに切り、切り、切りまくり・・・
畑では、大きく真っ直ぐな長芋に成長するよう、「ポートレンチャー」という機械を使って、1メートル以上もの深さまで土を掘り、柔らかくします。
この後、土壌消毒を行ってから、種いもを定植していくんです。
来月のブログでは芽が出た様子、お知らせできるかな♪
これからこの長芋が収穫できる冬まで、大忙しの毎日が続きます!
長芋の他にも、野菜や果樹のこと、山形村や信州での暮らしについて感じたこと、それから、たくさんの魅力ある農家仲間を紹介していきたいと思います。
では、また次回に♪