原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第29回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 05 Mid Spring

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 

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もあっという間に過ぎ去ったように
もうすぐ夏を感じさせるような陽気が
顔を出す季節になりました。
もう雪の降る季節とは、
しばらくさよならの季節だというのに・・・・
(++;
我が家の車たち・・・
いまだにスタッドレスタイヤ、履いてます。

陽気が一気に暖かくなって、
畑の作業が忙しくなって
我が家の車のタイヤ交換。
完全にほったらかしの状態です。
(^^;
いけませんね・・・


 

 



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日(5月上旬)、牧草畑の追肥をしました。

先月の農事録でごみ拾いをしていた牧草地です。

トラクターの後ろに

ブロードキャスターという作業機を設置して

肥料の散布をします。


作業機の中にこのように化成肥料を積み込みます。

後方についている二枚の円盤が回転して

撒き散らします。

回転している円盤の上に

肥料を落とすためのシャッターがあり、

そのシャッターの開閉をすることで

肥料の散布量の調節をしながら

トラクターのスピードとも相談しながら

撒いていきます。

( ノ -o-) ノ┫。



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年の暮れにも

牛の糞尿を発酵させた堆肥を

トラクターでけん引して撒く

マニアスプレッダーという作業機で撒くのですが

この暖かくなりだして

草木の成長が活発になる時期にも

肥料の散布をしています。

牧草の増収が目的の作業になります。



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してこれが先日の牧草畑です。

今年の牧草の収穫作業も

例年通りだと6月上旬位になるのですが、

今年の作業も陽気に追われそうで、

(  ̄▽ ̄ ;) どうなることやら


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も咲いたと思ったらもう・・・

(@@;早いもので

節電対策の時期になってしまいました。

今年も昨年に引き続き、

計画停電の夏になりそうな雲行きですね。



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分補給と睡眠をしっかりとって

夏を乗り切れる体調管理を

していきたいものですね。

( 。・ _ ・。 ) ノ


あわせて読みたい:

 ・ 原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

 

 

 

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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