原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第22回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 10 Late Autumn

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 



刈りシーズン。

そしてそれはまた
「わら上げの季節」でもあります。
(田んぼから稲わらを引き上げてくる作業)

今年の秋は天候に恵まれているのか
晴れの日が多いようですね。

 

hazekake.jpg

 

お米の栽培している方に聞いた話では、
はぜ掛けのお米などは乾燥しすぎると
『精米の時にお米が割れて
「胴割れ米」になってしまうので
脱穀作業に追われて忙しい』と
言ってました。


 

 

うなると
お米の脱穀を
みんな一斉にやりだすので
田んぼでは土日ごとに
脱穀作業の姿が見られます。

日本の秋の風景です。

 

 

そうなると
私たち酪農家も、
脱穀作業に追われるように
わら上げに大忙しです。

良く乾いたわらを
雨が降る前に
運ばなくてはいけないから。


 

wara.jpg

 

天気が続いているときは
いいのですけれど、、、

お米の栽培をしている方は
当然ですが雨が降る前に
よく乾いたお米を
脱穀したいものですから
雨の予報が出ると、降る前に〜
という感じで・・・

 

 

ですから、わら上げも
時によっては
天気に追われてしまうことも。

まあ
みんな忙しく動いているわけですから
そんな事も言っていられませんよね。

(^^;;


 

 

はいえ、そればかりではなくて
冬場の自家用野菜の収穫などもあり
何かと動き回る毎日です。


 

hanamame.jpg

 

こちらは花豆。
大粒の綺麗な模様の豆です。
煮豆にすると美味しいですよ〜
時間がかかるのですけれど
美味しく煮ると
食べた時に中身は餡子そのもので
お茶にも最高のお供です。

 

 

今日は
久しぶりに雨が降ったので
忙しくて出来なかった家の掃除を、
お風呂も、普段は家族任せのところ
今日くらいはと風呂掃除
廊下のモップ掛け
やればやるほど・・・きりがない。

(++; 終わりがないですね

だから、ほどほどで切り上げます。
続きはまた今度に。

(^0^;

 

 

仕事も家の掃除も
溜めてしまうと
次にやるときに
大変になってしまうので
出来る限り気の回るうちに
やろうとは思っています。

それでも、
やっちまったぁ〜

(**;)

などと言う事もありますが
みなさんも溜めこみすぎには
気をつけましょうね。

 

 

の景色も少しづつ紅葉しはじめました。
今年は夜の冷え込みの厳しい日が
まだ多く来ていないせいでしょうか
「紅葉があまり綺麗ではない」
と言う方もいます。

綺麗な紅葉に山が染まるには
もう少し時間が掛かるのかもしれません。


 

asama.jpg

 

紅葉狩りの季節です。
紅い景色の中に溶け込みに行くのも
楽しいかもせれません。
素敵な癒しの景色に出会える
かもしれませんよ。

o(^o^)o



 


あわせて読みたい:

 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

記事一覧へ
1319554800000

関連記事

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第24回
原田さんの農事録

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第24回

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第46回
原田さんの農事録

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第46回

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第10回
原田さんの農事録

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第10回

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第23回
原田さんの農事録

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第23回

新着記事