Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 05 Late Spring
●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴13年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。
この時期しか見られない行動です。
孔雀の羽根を広げた姿。
きれいですよ〜〜〜〜〜
(^O^)
我が家で飼っている孔雀です。
以前はたくさん飼っていたのですが
現在は雄1羽と雌1羽の
2羽だけ飼っています。
雄の孔雀は
冬から春にかけて
尾っぽの綺麗な羽が生えてきて
春の間に羽根を広げて
雌に求愛するようです。
(最近では違うという見解もある
と聞いたこともあるのですが、)
そして夏が近づくと綺麗な羽は
少しずつ抜け落ちて
見た目には首の色以外は
雌と変わりが無いような感じになります。
そしてまた、春が近づくと
綺麗な羽が生えてくるというわけです。
私もたまにしか広げている所は
見たことないのですが、
本当に・・・
すごく綺麗です!
見つけた時には時間を忘れて
(oO _ Oo)ボ〜
としてしまいます。
いけませんね、仕事しなくちゃ・・・
いつも、この時期になりますと
飼料畑で作っている麦と牧草が
収穫の時期になります。
いつもなら・・・
今年は低温の日が多く
作物の生育が良くありませんよね。
野菜も天候不順で
出荷できない農家さんもあったりで
野菜の価格が高騰したりと、
天気に踊らされた春ですが
牛さんのご飯です、牧草!
こちらの生育も良くありません・・・
伸びが良くないのです、
いつもの時期でしたら
穂が出ている位は伸びるのですが
今年はまだ穂が出ません。
麦の収穫作業は
穂が出てから
(出そろった頃に)
機械で狩り倒し、
畑で天日乾燥させます。
適度に乾いたところで
機械を使って草のロールを作ります。
これは草だけで作った草のロールケーキ
みたいなイメージをしてもらうと
想像しやすいかと思います。
そしてこのロールにした草を
サランラップみたいなフィルム
(凄く丈夫な大きいフィルム)
を使って巻いて密封します。
草はこの様にする事によって乳酸発酵します。
乳酸発酵させることで
長期保存と牛が食べやすい状態にするわけです。
今年はもう少しすると
このような作業に取り掛かる所です。
いつもの年なら
今頃取り掛かっている最中なのですよ・・・
毎月一回のペースで
群馬県の安中市へ牛の飼料を取りに行ってます。
その帰りに、
たま〜に碓氷峠を通って帰ってきます。
今は使われていないのですが
昔の鉄道の橋脚(メガネ橋)の写真を載せておきます。
新緑に囲まれた景色のレンガ造りのメガネ橋は
気持ちのいい眺めでした。
近くに行かれた時には
是非、眺めてみてはいかがでしょうか。
暑い夏がやってきます。
・・・冷夏にならなければの話ですが。
(^^;
今年は天候不順だし、
ちょっと不安ですよね。
しかしながら夏は暑いと
相場が決まっています。
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