さて、
4月末から5月初旬にかけては、りんごが蕾から花、そして果実へと短期間に変化していく時期です。
そして、りんごが蕾になった瞬間から、りんご農家は摘果(摘花、摘蕾)に追われる日々がはじまるのです。
花満開時。
ところで、りんごを生らせるのに必要なのは、この満開時に咲いている花の数の数十分の1だけあれば良いのです。残りはすべて摘んじゃうわけで、この摘果の作業は、そりゃあもう、気が遠くなるような大変な作業なわけですよ。(+_+)
ところが、今年の4月から5月にかけては、全国的に異常気象でした。冬のような寒い日が続いたかと思えば、真夏のような暑い日があるというような。。。
ここ安曇野市がある松本平は、最低気温が北海道並みかと思えば、最高気温は全国三本の指に入るというような、大変気温差の激しい地域。4月末に氷点下を記録したかと思えば、5月の子供の日の頃には真夏日を記録。まぁ、この気温差がウマいりんごを作るわけですが、この時期の高低はちょっとマズい。
4月末のとある日の早朝。(−3℃)
花が咲くころは、花粉が舞って受粉をする時期。しかし、この時期に氷点下になると雌しべがダメになり受粉できず、また逆に30度を超えると花粉が死んでしまい、やはり正常に受粉ができないのです。
正常に受粉できずに自然落下してしまうであろう果実。
今年は、自然に落ちてしまう果実が結構あるんじゃないかと思います。
ま、とは言え、落ち込んでばかりもいられません。こんな時だからこそ、良い果実を的確に選別して残していく摘果作業が重要なのだから。落ちてしまう分、摘果が楽になることも有り得ます。
さてさて、話は変わりますが、ここでちょっと地元JAのホームページの宣伝を。
5月に我がJAあづみのホームページがリニューアルされました。(^◇^)
実は、以前のホームページというのが とても人に紹介できるような代物ではなく ^^;、、、
「これじゃぁ、ひどすぎる」
と、数年前からJAのトップの方々に要望としてお願いし続けてきたことが、ようやく現実化したものです。
これも我々若い(?)組合員の熱意と、JAの若い担当職員の努力の結果です。
しかし、そうまでしてリニューアルしてもらったのに、アクセス数が上がらないのではちょっと切ない。
どうぞ、JAあづみのホームページも、よろしくお願い申しあげます。m(_ _)m
・http://www.ja-azm.iijan.or.jp/index.php
今後は内容についても充実するように、どんどん要望していくつもりです。
ということで、
悲喜こもごもな今日この頃、自然相手だけにいろいろありますが、それこそが農業なわけで、いつもの通り、やるだけやって、あとは運を天に任せて行きたい と思います。(^_^;)
ザァイジエン(^_^)/~
(バイバイ(^_^)/~@中国語)