長野県は花の一大産地でもありまして、このほど「第38回信州フラワーショー」(JA全農長野と同花き専門委員会の主催)が、9月の7日と8日に長野市のJA長野県ビルアクティーホールで開かれました。県下各地の生産者から500点以上の切花が一堂に集まり、同時に行われた品評会では審査員がプロの目でチェックし、入賞の60点を決定しました。このように夏の終わりのまだ残暑厳しい時期に切花の品評会が開かれるのは全国的にも珍しいことです。このフラワーショーは、栽培技術を品評会の場で競うとともに、一般の来場者にも展示公開することで、より多くの人に信州の花の素晴らしさを知ってもらうことを目的として毎年開かれていて、県内外の愛好者に好評を博しています。
会場を覆いつくした花花花
トルコギキョウやカーネーション、スターチス、キクなどのおなじみの花に加え、新品目や珍しい品目の展示も行われて、例えば観賞用トウガラシ(右写真)なども展示・販売されていました。
一般公開は7日の午後3時から行われ、待ちわびた多くのお客さんで大賑わいとなりました。花々のよい香りに包まれた会場では、市価の半値程度で販売も行われ、美しい花々たちを求めるお客さんでこちらも大盛況。
品評会で農林水産大臣賞を受賞したのは、JA信州諏訪の三井真太郎さんのキク(左写真)。当日は、これほどに綺麗な花たちがホール一面を覆いつくしていたのです。
フラワーショーは来年以降も開催の予定です。長野県農業のポータルサイト「いいJAん!信州」のプレスリリースサイトでも、あらかじめ開催のご案内をしていますので、興味のある方はチェックしてみてください。