毎年恒例の「長野灯明まつり」が、先週土曜日から長野市ではじまりました。長野オリンピックの開催を記念し、2004年からおこなわれているこの祭りも今年で7回目。オリンピックの「平和を願う精神」を後世に遺してゆくため、世界に向けて「平和の灯り」を力強く発信するまつりとなりました。善光寺で行われた開会式には、今回はカナダよりバンクーバー冬季五輪のマスコットキャラクターたちもやってきて、祭りを盛りあげてくれました。善光寺本堂や三門などは五輪にちなみ五色にライトアップされ、仁王門は、バンクーバーオリンピックが開かれるカナダ国旗にちなんで、夜ごと「赤」と「白」で照らされています。このライトアップは日本を代表する国際的照明デザイナーの石井幹子(いしいもとこ)氏によるものです。
幻想的な光りの織りなすまつりは日曜日の夜まで
こうしたライトアップのほか善光寺周辺でもさまざまなイベントが催され、長野駅から善光寺へと続く表参道(中央通り)では、12日(金)と13日(土)に一部エリアを歩行者天国とし、「表参道宵まつり」が開かれます。キャンドルイルミネーションや地元商店による灯明まつり限定の屋台が出て祭りを盛りあげます。また、写真コンテストも開かれますので、腕に自身のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。
まつりは14日(日)まで連日午後6時〜9時の日程で開かれています。長野駅から善光寺までの一帯が、幻想的に彩られるさまをぜひご自身の目でご覧ください。期間中は交通規制が引かれますので、「長野灯明まつり実行委員会公式ウェブサイト」をご確認いただき、お車でお越しの方は特にご注意のほどを。
参考サイト:
・長野灯明まつり実行委員会公式ウェブサイト
・長野愛テレビによる今年の灯明まつりの動画サイト
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・信濃の善光寺が平和の光に包まれる全9日間(当サイト過去記事)