新・信州暦 ウインタースポーツを楽しもう

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昨日は満月でした。沢の水も凍る大寒も過ぎて、来月2月4日の立春の前日まで、節分の日まで「寒」が続きます。まもなく冬が終わろうとしているこの時期、ことのほか厳しい寒さが続き、北信では最も雪の深くなる季節ですし、山国の信州ではウインタースポーツを楽しむ以外は「篭もる時」でもあります。薪ストーブを盛大に焚いてぬくぬくと暖まり、良い本を読んだり、種付けの計画を練りながら、また土を掘り返せる日の訪れを夢に見つつ、種のカタログを見たりするのにうってつけの時間が流れます。

wintersunset.jpg長野県の小中学校では、以前は1月下旬から2月の上旬に数日間の寒中休みがありましたが、現在は数十校で実施されているだけになりました。冷え込みが厳しく、空気が乾燥するこのころは、諏訪地方で寒天づくり、全県で昔は氷餅や、凍らせた豆腐を5つぐらい連ねて寒い屋外につるして凍み豆腐づくりが行われています。長野県長野市の日の長さはまだ10時間を切っていますが、日の出はおよそ1日に1分ほどずつ早くなり、日没も1日に1分ほどずつ遅くなっていっています。つまり1日に2分ずつ伸びつつあるのです。

空気が澄んでいるので、夜空の星たちがとてもきれいに見えます。

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www.koumi-town.jp.png25日は凍った沢の水がより厚く硬くなる日と暦は教えています。ウインターフェスティバル2008が開かれている軽井沢では、26日(土)から「バレンタインin軽井沢」のイベントが予定されており、軽井沢・冬ものがたりのファイナルセレモニーのスタートとして、初日には花火大会が予定されています。

w_sports.jpg雪が深くなり、氷がさらに厚くなったら、信州ではウィンタースポーツを楽しんでしまう以外におもいきり体を動かす機会はありません。同じ26日に飯山市のなべくら高原では、信越トレイルスノーフェスティバル「冬遊び満載企画inなべくら高原」が、小海町では第19回氷上トライアスロン大会、スラロームスキー3キロ、ランニング16キロ、スケート10キロの合計29キロのトライアスロン大会(写真)がひらかれます。あくまでも「よろしければ」の話ですが、参加を考えては? この日から2月22日までの約1ヶ月間「長野かがやき国体」が長野市(スケート)、野沢温泉村(スキー)、kokutai_1.jpg軽井沢町(アイスホッケー)を会場に開かれます。成績に興味ある方のための長野かがやき国体成績速報サイトは「ここ」にあります。

*今週から表紙の写真を入れ替えました。晴れた冬の日、旧戸隠村(現在は長野市戸隠地区)から戸隠連山を望んでいます。

indexarrow.gif 長野県の冬の特徴 長野地方気象台のウェブサイトより

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