県北部・山ノ内町の志賀高原入口付近の山々には、野生のニホンザルの群れがいます。その一部が暖をもとめて地獄谷温泉の湯につかるようになりました。長野オリンピックの頃から海外のメディアで話題になり、外国人観光客がその姿を「かわいい」とSNSで投稿したのをきっかけに、「温泉につかるサル」「スノーモンキー」として有名になったのが、今回訪れる地獄谷野猿公苑です。
冬に温泉につかる「スノーモンキー」を見たい気はあるのですが、「冬に志賀高原で30分歩いてサルを見に行く」という気持ちにはなれません。志賀高原の入口と言っても、冬は雪が1m近くも積もる地域です。子供と一緒に雪道を30分歩くのは無理と言うことで、先日でかけてきました。
地獄谷駐車場(夏季限定・有料)での案内標識。
冬期は閉鎖。この駐車場までの道幅も大変狭いです。対向車に気をつけて!
ここから入口です。
山沿いの道を15分くらい歩きます。
地獄谷大噴泉。写真には写っていませんが、左手に歴史ある旅館「地獄谷温泉後楽館」、右手に野猿公苑入口があります。
地獄谷野猿公苑の温泉。
冬場の暖をとる手段として温泉を使用しているようで、夏場はあまり使用していないようです。
この日は、温泉につかっている猿はいませんでした。
暑かったせいか、温泉を飲みにきてました。
人間慣れしているんですね、歩道の真ん中で毛づくろいをしていました。
4月下旬から6月下旬にかけて出産シーズンのようで、小猿がたくさん。
かわいいですね。
猿山の中に人間が入るような感覚です。当然、飲食厳禁です。
野生のサルですから、必ず見られるわけではないと思いますが、北信濃へ旅行の際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。(トド)