殿倉さんの農事録
[殿倉さんの農事録]

2024年、無事に迎えられました

2024年、今年もよろしくお願いいたします!

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2024年、新しい年を迎えられたことに、本当に感謝しかありません。

2023年は父の死去からはじまり、雪でのアスパラハウスの倒壊、シメジの雑菌問題、新しい種菌への転換、そして自分自身の心筋梗塞での入院など「これでもか!」というほど、いろいろなことが起きた年でした。

そのなかで新しく宿泊・飲食業をはじめることは、とても勇気がいることでした。正直、これから新事業を軌道にのせていくことの方が大変ですが、今は無事にスタートを切れたことに感謝です。

新年をゲストとともに迎える

さて、年末年始はゲストハウスCider Barn &more(サイダーバーン・アンドモア)」にご宿泊のお客さまを迎え入れ、私たち家族も一緒にお正月を過ごさせていただきました。

お客さまは飯田市に実家のあるご家族です。県外に住む息子さんと娘さん一家の帰省に合わせ、実家のお母さまも一緒にご宿泊いただきました。

お正月料理をお出したり、焚き火や餅つきを私たちも一緒に楽しみ、にぎやかなお正月となりました。

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カフェは1月から定期的にオープンしています。営業日は日・火・木曜です。ランチ営業もはじめ、今は11時〜17時にオープンしています。

知り合いの方を中心に、インスタなどを見てくださる方もいて、少しずつ地元のみなさんに楽しんでいただければいいなと思っています。

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登壇してきました

1月は久しぶりに多くの方の前に立つ機会をいただきました。

112日、ユニバーサルツーリズムのシンポジウムのパネリストとしてパネルディスカッションに参加しました。

長野県の観光部長、飯田市長、阿智昼神観光局の白澤社長など、みなさんに囲まれて、はじめは緊張しましたが、和やかな雰囲気のなかでお話しすることができました。

ユニバーサルツーリズムでは、障害を持った方、高齢の方、小さい子どもを連れた家族など、旅に躊躇してしまう人も含め、すべての人が心地良く楽しめる旅行を推進しています。

バリアフリーを実現するのは難しいけど、車椅子を人力車のように引っ張ることで大きな段差を乗り越える「JINRIKI」という補助装置があること。障害のある人たちが自らバリアを超えていく「バリアパス」という考え方があることなど、はじめての学びが多くありました。

南信州地域がユニバーサルツーリズムを推進していくことが、価値となりブランドとなっていくのでは、という意見も新鮮でした。

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車椅子YouTuberの寺田ユースケさんが南信州を旅した動画を紹介してくださったので、ぜひこちらもご覧いただきたいです。 

117日は、飯田市の食生活改善推進協議会の伝達講習でお話しする機会をいただきました。じつは数年前に「野菜ソムリエコミュニティ南信州」としても登壇したことがあります。

今回は農業を営む者として、地産地消も絡めて、今まで行ってきた活動や、はじまったばかりの宿やカフェのことなどをお話ししました。

たくさんの方が「カフェに行きたい!」と興味を持ってくださり、4種類のりんごジュースの飲み比べも楽しんでいただきました。

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今年は、積極的にいろいろなことに挑戦していきたいと思います。

どうぞ今年もよろしくお願いします!

 

この記事を書いた人

殿倉由起子さん

殿倉由起子さんは大学卒業後勤務した東京のホテルスタッフから転身して、子育てをしながらも地元の飯田市でぶなしめじとりんごを栽培する農業法人の経営者。農業のかたわら、野菜ソムリエプロの資格を持ち、夢だった農家民泊&カフェ「Cider Barn &more(サイダーバーン・アンドモア)」の運営も始まりました。

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