本格的な夏になり、シードルがおいしい時期になりました。長野県民の方には、ぜひそう思っていただきたい!
シードルは、りんごを搾って発酵させたお酒です。多くのものが発泡性で、発泡しないものは「リンゴワイン」と呼ばれることが多いです。
私とシードルとの出会い
私とシードルの出会いは2014年に遡ります。飯田市でりんごのお酒の協会「NPO国際りんごシードル振興会」ができ、「ポム・ド・リエゾン養成講座」が行われると聞き、第1期受講生として参加したことがきっかけでした。
フランス語では「シードル」、英語では「サイダー」といいますが、日本では清涼飲料水のサイダーと区別するために「シードル」と呼ばれることが多いですね。
じつは「サイダー」は、私がイギリス留学時代によくお世話になったお酒でした。イギリスでは「サイダーはりんごのビールだよ」と言われ、パブでもビールの横にタップがあって、ビールと同じパイントグラスで提供されることが多いお酒でした。まさか、それがシードルだったなんて! 帰国してから知りました。
シードルに魅せられて
りんご農家であり、お酒が大好きな私にはとても興味のある「ポム・ド・リエゾン養成講座」。無事に受講を終え、資格を取得してからは積極的にシードルの普及活動に参加してきました。
仲間と一緒にシードルの企画に携わってイベントを開催したり、地元や銀座NAGANOのイベントに参加したり、「やっぱりシードルって楽しいな」って思わせてくれる存在です。
2018年のシードルコレクションにて
2020年には酒販免許を取得し、地元の「喜久水酒造」に委託醸造し、弊社のりんごのみを使ったシードルを作り、販売をスタートしました。
そして友だちと一緒に大町市の「サノバスミス」でバニラフレーバーのシードルをプロデュースして、販売しています。
喜久水酒造で委託醸造したシードル
友達とプロデュースしたバニラフレーバーのシードル
長野県のシードルを楽しんでください!
ここ2年ほどはコロナの影響でシードルイベントがなかなか開催されませんでしたが、9月には長野県のシードル醸造・販売者が集う「セプテンバー・シードル・フェス」が開催予定です。中止にならないことを祈りながら、イベント開催を今から楽しみにしています。
「イベントには参加できないけど、シードルを楽しみたい」という方は、弊社のWebショップから購入可能です。 今なら長野県が主催する「長野県産品 送料無料キャンペーン」に弊社も参加していますので、ぜひご利用いただきたいです!
長野県のシードル業界はこれからも盛り上がっていくので、チェックしてみてください。たくさんのシードルがあるので、ぜひ飲み比べて、自分好みのシードルを見つけてみてくださいね!
■南信州のりんごやしめじを全国にお届け|株式会社 太陽農場