原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第49回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 05 Late Spring

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 

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けましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い申し上げます。

毎日厳しい寒さが続いていますね。

インフルエンザもチラホラと

かかってしまったというような話を

聞くような季節になってきました。

空気が乾燥していると

風邪なども引きやすくなってしまいます。

気をつけなきゃいけないなと思うこの頃です。


 




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朝車の窓ガラスは霜で真っ白です。

寒いのだから当たり前と言えば当たり前なのですが

畑の地表の凸凹や草木も

しっかりと真っ白になっているので

毎日、日の出のひと時は、陽ざしの光を反射して

あたり一面キラキラとした景色になって綺麗ですよ〜

見なきゃもったいないですよー。

おそらく、何処に住んでいても見られるような気がするので

朝の寒い時間の一瞬の楽しみを

楽しんでみてくださーい。

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写真で綺麗に撮れればいいのですが、

こういうのって難しくって

私は何度かチャレンジしましたが

上手に撮れなくて断念しました。

年に入ってから日中は農業用ハウスの中でお仕事を...

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昨年末に収穫した花豆の莢を剥いて選別作業やってます。

ぷっくり膨らんだ大粒の花豆が

沢山収穫出来ている事を期待しつつ

パリパリと皮むきしながらせっせと選別!

近所の花豆を栽培している方から聞いた話では

今年は半分しか取れなかった...とか

三分の一だったとか...

減収の話を聞くばかりでした。

夏の暑さ(高温障害での結実不良)の影響と

10月半ばの台風での花豆の棚の倒壊が

収量に響いた感じです。

減収かもしれないとはいえ、収穫した花豆

美味しい煮豆やあんこの素材になるように

一生懸命選別してます。

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「豆を使った料理は

素材の良し悪しが覿面に味に影響するからね!

だから、出来る限り良質な物で作る事が

美味しく作る秘訣なんだ」

と加工のプロの方に聞いた事があります。

美味しさの秘密は、良質な素材から!

そんな思いを込めて我が家の花豆の缶詰めは

大粒良質の物だけで作っております。

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拘り過ぎて作れる量も

それほど多く作る事が出来ない

数量限定の缶詰なのですけれど、

「美味しかった」の言葉が嬉しくて

また今年も(^^;頑張って作ります。

もう少し多く作れるようにしたいとは思うのですが

先はまだまだ...

(**;

うすぐ立春ですね。

とはいえ寒さが厳しい季節です。

そして雪はこれからが本番の季節

私まだ乗用車のタイヤ交換しておりませんでした。

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雪が降ったときは軽トラックしか乗らずに

今まで我慢しておりましたが

そろそろ交換しなければいけないよな〜

最近、そう思っている所です。

皆さんも冬の雪道には気を付けましょうね。

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あわせて読みたい:
 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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