Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 03 Early Spring
●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。
春の嵐の季節ですね。
砂ぼこりの混じった突風が凄い勢いです。
この時期は毎年
秋にライスセンターから運んできた籾殻の山にかけたシートが風の勢いで剥がさ れてしまったり
農機具にかけてあるシートが破けてしまったり
自然の力は凄いものだと思う春の突風です。
(οдО;)
風が運んできたのか
我が家の牛(育成牛)達も風邪を引いてしまったようです。
咳をしている牛がいたり
下痢をしていたりと
結構流行している様子
(--;)う〜ん
牛の風邪
症状は意外と人間と同じような感じですよ。
咳をしたり...
ゴホゴホって咳き込むような咳ではなくて
ゴホッ、っと言うような感じの咳をしています。
下痢してみたり、
酷くなると食欲不振になったり起立不全になることもありますが、
大抵の場合は食欲さえしっかりあれば何日かすると治ってきます。
牛の風邪もウィルスなので大抵は一通りかかってそれから良くなっていく感じなのですが、
若齢牛の方だけ風邪を引いて少し年上の牛たちは引かないなどと言うこともあります。
きっとウィルスの種類によっては以前にかかっていて免疫力がついているのだと思います。
まあ、人も牛も一緒で体調が良くて体の抵抗力がしっかりしていれば重症になる前に回復する事が出来るので...
(。≧∇≦。)
体調を壊しやすい季節の変わり目です。
食事と睡眠をしっかり摂って健康管理には気を付けましょうね♪
早いものでもうすぐ桜の季節です。
東京でも開花宣言もありましたし
日本人に生まれて良かった〜
(о^∇^о)
などと思いにふけりながら桜を愛でる春。
思い切り満喫したいものですね〜。
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・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事