原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第24回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 12 Mid Winter

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 

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の夜を飾る景色ですね。
毎年、見惚れてしまう
イルミネーション。
一瞬とはいえ
寒さを忘れさせてくれます。

毎年、パワーアップしていく
イルミネーションを見ていると
圧倒されてしまうのですが
綺麗ですよね~ o(^^)o

でも、
ほどほどにしないと
風邪を引いてしまいますね。



 


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えるような紅葉を見せた木々も
冬支度を済ませ
浅間山も白い衣を
冬将軍から貰ったようです。
白い雪が宙を舞う日も
多くなってきました。

高原野菜が
一面を埋めていた畑も
収穫が終わって
来年の為の作業をする人の姿が
所々で見られます。


が家も冬支度の準備を
しているのですが、
(^^;終わりませ〜ん。
来年も沢山の牧草が育つように
牧草畑に堆肥を撒いたり、
稲作農家さんの田から
わらを運んだり
なかなか終わらずに
仕事に追われている毎日です。


osoji.jpg

 

末の大掃除!
日本人の年末行事の定番ですね。
我が家でも大掃除はしたい
ところなのですが・・・
畜舎内などの掃除は
やればやるほどきりがなく、
出来るだけ毎日の掃除の中で
やるようにしたり
仕事の余裕のある時に
一念発起で済ますようにしています。
やりきれないというのも
あるのですけれどね。
(++;



gf1420186803w.jpg


のイルミネーションも綺麗ですが
空気の澄んだ星空も
綺麗に見ることが出来る季節ですね。

私はここ3日間の間に
2度も流れ星を見ましたよ〜。
時期的に見やすいのかも
しれないのですけれどね。
(^o^; 

オリオン座くらいしか
知らないのですけれど。



さんのうちの大みそかは
やっぱり年越しそばでしょうか?
我が家は毎年、
大みそかは食卓の一品に
鮭が出るのが
我が家の定番なのです。
ですが、去年は鯉の旨煮でした。
鯉はこの地方の郷土食なので
大みそかくらいは・・・
そんなところです。
ソバは年明けの方が多いですね(^^;




年は地震に原発事故
TPP問題と色々ありました。

ですが日本人の
「絆」を大事にする気持ちを
強く再認識させられる
1年でもありました。

そんな中、
国民幸福度を政策への基準にしている
ブータンの国王夫妻の来日は
改めて私たち日本人一人ひとりに、
幸福というものを
考えさせるきっかけに
なったように思いました。
何より国王夫妻、
笑顔がとても素敵でしたね(^^)



20101212-NEC_0633.JPG



年は、より多くの笑顔が
日本中に生まれると
良いなって思います。
それではみなさん
良いお年を!
o(^o^)o



 


あわせて読みたい:

 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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