原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第15回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 03 Early Spring

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴14年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 


 

き出しにあたって
先日の地震(東北関東大震災)の
被害に遭われた方々には
心からお見舞い申しあげます。

また長野県内でも
北部を中心に地震がありました。
重ねて、お見舞い申しあげます。

津波の被害の凄さには、
テレビや新聞等の報道を見る度に
心が痛みます。


 

多くの命と地域と生活基盤と当り前の生活を
自然災害は簡単に壊してしまいました。

改めて、
本当に怖いものだと思いました。
「天災は忘れた頃にやってくる」
そう言いますが・・・
忘れてはいけないのだと!
そう思えてなりません。
復興には多くの時間が掛かることは
誰が見ても明らかです。


今、必要な事は同じ日本人として
なにか出来る事を
私たち一人ひとりが考えて、
行動に移さなければいけない事態です。

明日は我が身・・・。

(@@;アスハワガミ・・・


1.jpg

2.jpg

日、雪が降った所に・・・

(^^?

なんの足跡ぉ?

上の小さい足跡は猫の足跡なのですが、
比べるとかなり大きい感じがします。

なんでしょうね〜



近は春一番も吹いたりしています。
そんな強い風に
畑に積んでおいたもみ殻の上に掛けておいた
シートが切れてしまいました。


3.jpg

風の力って、凄いですよね。
(00;
新しいシートだったのに・・・
こうやって切れてしまうと
風の力でどんどん切れてしまうので
シートは替えないといけません。

(余計な仕事がぁ〜〜〜泣)


4.jpg

まれたばかりの子牛で~す。

かわいいでしょ

o(^^)o

この親牛が産後の腰抜けに
なってしまいました。

主な原因は
血中のなにかが不足したりして
起きる起立不全です。
原因が違う事もありますけどね。

今回はすぐに良くなりましたが、
重症だとそのまま
寝たきりになってしまうこともあるのです。

お産は体のエネルギーを使うので
このような事も時折発生します。


このような時は獣医さんのお世話になります。
でも、何も起きないのが一番いいのですけどね。


5.jpg

産と同様に
牛乳も牛さんが体を削って作られるものです。
だから栄養もあるし健康にもGOOD!
来月はそんな話もしたいと思います。


 

ももう直ぐ。
寒さの厳しい季節が
日だまりが気持ちのいい季節になりますね。

q(・・)**

春よ来い

早く来い



 


あわせて読みたい:

 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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