原田さんの農事録
[原田さんの農事録]

原田さんちの親子2世代酪農農事録 第12回

 

 

Mt. Asama Dairy Farmer's Diary 12 Early Winter

●酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭〜50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴13年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

 



 

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12と言えばクリスマスですね。

o(^^)o

クリスマスの必需品と言えば、ケーキですよね。

私のお勧めのケーキを紹介します。

もちろん私が作りました。

作り方も後でお教えいたします。

このケーキ、
  なにがおすすめなのかと言いますと......

(^^;



 

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雪、降りましたぁ〜。
朝起きたら真っ白な世界でしたよ。
でも午前中の天気で溶けてしまいましたけどね。


12月のこの季節と言いますと、
寒いですよね、みなさん。

もうストーブが必要不可欠な季節になりましたが、

牛って......

どうなのか気になった方はおりませんかぁ?


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(@@;

えっ いない?

まあ、そんな事おっしゃらずに、

牛は夏の暑さには弱いのですが
冬の寒さの方は比較的大丈夫なようです。

まあ、自前の毛皮も
着ている事ですし。

(++;

 答えになってません
ごめんなさい


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寒い中でも頑張っている牛さん達です

この時期の農作業は
牧草畑の肥料まき
(牛の堆肥)などの
来年に向けての準備などになります。
来年も
いい飼料を沢山収穫できるように
この様な作業もこの時期の大切な仕事です。


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巻頭で紹介したケーキです。
私が作った物なので、見た目も悪く
写真写りも良くないでしょうか......
下手ですが許してください。

もしチャレンジする方がおられましたら、
安心してチャレンジしてください。

私より上手に出来ると思いますから。

ではレシピです。


GOOD OLD WHITE CAKE


  材料  ビスケット
      牛乳
      ホイップクリーム
     (時間がある方は生クリームからはじめてもいいかと)

  作り方

1.ビスケットを牛乳に浸して柔らかくします。
  浸す時間は表裏合わせて15秒程度でいいでしょう。

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2.浸したビスケットをお皿に置き、
  ホイップクリームを乗せて、
  また牛乳に浸したビスケットをその上に重ねます。

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【ここでワンポイントアドバイス】 ●牛乳から取り出してから10秒位は重ねないで、クッキングペーパーなどの上に置いておくと、ビスケットの表面に付いている牛乳がビスケットに浸み込んでいくので、それから重ねるようにするとホイップクリームがビスケットの表面に付いている牛乳で溶ける事もなく綺麗に重ねる事が出来ます。●出来あがった時のビスケットケーキの食感はこの牛乳に浸す時間によってかなり変わります。ビスケットのサクサク感が牛乳によって芯までしっとりになっていると美味しいですよ。●サクサク感が残っているとビスケットって解ってしまいますが、しっとりとさせてしまう事で別物の食感になります。●また、牛乳に浸しすぎるとビスケットが溶けてしまうのでご注意を。

3.ある程度の大きさになったら
  重ねたビスケットの塔を横倒しにします。
  そしてビスケットの隙間に塗り残しのないように
  ホイップクリームをていねいに塗っていきます。
  綺麗に隙間が全部埋まったら 後は
  全体を綺麗にホイップクリームでデコレーション。

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4.形が整ったら冷蔵庫で一時間ほど冷やします。

5.これでメデタク出来あがり〜

    (^^)

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完成したケーキは、切り分けるときに包丁を斜めに入れると、綺麗な断面が表に現れます。お皿に盛りつけの時に残ったホイップクリームで、さらにちょっと飾ると、少し豪華に見えるかも。




頭のおススメの理由ですが、
製作時間は30分かからないですし、
予算もお安くなってます。

これは私が子供の頃に
母親が作ってくれたケーキです。
子供の頃に食べた時、
すごく美味しかったという記憶が!
それでいつからか自分で作ってみたら、
意外とシンプルに作れて、
それでいて美味しいので
たまには作るようになりました。

そんなビスケットケーキを
今回、紹介したわけですが、
ご自分のアイデアも取り入れて、
クリスマスのオリジナルケーキにいかがでしょうか?

良かったらお試しください。


 

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て、
もういくつ寝ると、お正月?
お正月には凧あげて〜
こ〜まを回して遊びましょ〜
早く来い来い、お正月。

そんな歌の季節にもなりましたが
凧上げしたり、こま回ししたり、
いつの間にかそんな光景もないお正月が
日本のお正月になりつつあります。

子供の遊びとはいえ、日本の文化です。

農事録を読んでくださっているみなさんが
日本の文化を楽しめる年末年始を
迎える事が出来ますように
心よりお祈り申しあげて
今年最後の農事録と致します。

(^^) 良いお年を!

執筆者の原田より


あわせて読みたい:

 ・原田さんちの親子2世代酪農農事録 過去記事

この記事を書いた人

原田紀男さん・貴信さん

酪農家族の原田さんちの牛舎は浅間山の南斜面に広がる小諸市にあります。大規模ではありませんが見晴らしのよい牛舎で、そこでは年間30頭~50頭ほどの牛たちが穏やかに過ごしています。酪農家歴37年の原田紀男さんと酪農家歴15年目の貴信さんの、父と息子の2世代の酪農家に伝えていただいています。

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