どぅもー!
長野県北部は中野市で20品種のフルーツを育てています、三井☆透です(/・ω・)/キラ☆
ご無沙汰しております!みなさん、お元気でした? ん?
暑かったですよね~、ほんと… (´・ω・`;)
はい、ということで!
今月もみなさんに長野県が生んだ至高のプラム「シナノパール」、別名「麗玉」の情報をお届けしてまいります!
傘かけ20,000個!
前回は、結実までのお話でしたね ( *´艸`)
魔女の宅急便でいえば、キキの魔法が使えなくなっちゃうくらいのとこまできてるんですが(魔女の宅急便のネタバレですね…)、安心してください。このあとデッキブラシで空飛ぶくらいの展開になります (੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
たぶん。
ガンガンでかくなるよ
摘果で、ある程度の着果量を決めると、6月は数日でひと回り大きくなります。僕も冬の間、放っておくとひと回り大きくなりますが、それくらい成長のスピードが速いんです。
プラムはもちろん水やりをしますが、このあとの梅雨に、土壌の水分過多でストレスにならないように、地面とにらめっこしながら進めていきます m(__)m
人間でいえば、思春期の反抗期みたいな時ですね 。
やんちゃだね (●´ω`●)
この頃は傘がかけやすい
そんな反抗期真っ盛りなシナノパールに傘をかけていきます。日焼けや雨による病気の感染予防のため…、母の愛みたいにやさしく一つひとつホチキス止めで。
大事なことなのでもう一度言いますが、ホチキス止めで1個ずつ止めていきます。つまり全部で20,000個…
(;^ω^) ムリ!
桃やぶどうの袋は、中にワイヤーがあって、それで止め付けていくのに、「お前だけなぜホチキス!」ってぐらい、1個かけるに15秒ぐらいかかるんです。
OMG!
この傘かけの作業は、プラムの大石早生の収穫、ぶどうの適粒作業とだだ被りするので1秒でもはやく進めたいのに…。
そして、せっかくかけても、落とされる。誰やねん、傘取ってんの!
…カラスでした…。
うれしいんだけど…な、収穫
ついに始まる収穫シーズン
シナノパールの笠かけ作業は一旦おやすみして、いよいよ始まるこの季節 ( ゚Д゚)クハ
農家にとって収穫って、確かにうれしいんです。
うれしいはずなんですが、なぜか毎年「また来ちゃった、この季節」と思うくらいしんどい時期でもあって。
三井農園では6月末のプラムから9月中旬の桃まで、毎朝3時から収穫して、22時過ぎまで荷造り。毎日睡魔との戦いなんす。
全部の作業が重なってブドウがとんでもねぇことに
シャインマスカットもこんな、びにょーんってなっちゃって、適粒したいのにハサミが入っていかない。ぐぬぬ
とりあえず記念写真 (・ω・)vパシャ
あ、こんな感じで毎日わちゃわちゃしている三井です。
再び傘かけ。無事、嫁に出すために
お盆過ぎぐらいからシナノパールの作業に戻れるんですが、出始めるんです。内部褐変(かっぺん)が!
内部褐変があぁあああ
果実の中から痛んできてしまう内部褐変は、シナノパール栽培の一番の難しいことかもしれません。
一昨年は産地でこの症状が多く出てしまって、県も含めて対策をしてきました。樹勢や土壌水分など、いろいろコツがいります。
傘かけが間に合わないとこうなる
シナノパールも人と同じで、日光にあたりすぎると日焼けします。内部褐変にも似ている症状ですが、これは日焼けなんです。傘かけが間に合えば防げたと思うと…
悔しいです( ˘•ω•˘ )
急いでかけてあげないと!
もうなんかウェディングドレスのベールみたい
あ、ちょっと安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?」流してもらえます?
もはや傘がベールにすら見えてくる。バージンロードを歩く父親の気持ちって、きっとこんな感じ(うち、みんな男の子やねん)。
あともう少し、もう少ししたら、いよいよ収穫です。
それまでに俺の体力がもつのか…ゲホゲホっ。それとも誰かがウナギをごちそうしてくれるのか…。ごちそうしてくださる方、ご連絡お待ちしてます(*´Д`)
次回、涙の最終回!?
・三井のスモールライト!
・僕と結婚してください
・いってらっしゃい
の豪華3本立てでお送りします!
ではまた!