三井さんの農事録
[三井さんの農事録]

ブドウにプラムにDOTOUの7月が!

冒頭から正直な気持ちを書かせていただきます。

こうして農事録を書かせていただいている間にもですね。畑ではすごいことになっていまして。詳しくは後述しますが、始まっちまったぜ夏もうすでに身体が限界だよー。

けど今月もちゃんと言わせてもらいます!

7
月もLet's トラーーーーーーーーーイ!!

夜までジベ処理、朝から収穫

mitui01-20230712ブドウの赤ちゃん!

畑では、先月号でお伝えしたブドウの房切り後、ブドウの赤ちゃんがすくすく成長しています。さらに、このブドウの赤ちゃんにジベレリン処理(ジベ処理)してあげます。

mitui02-20230712こうしてジベ処理を行うと

mitui03-20230712ジャジャーン!大きくなるのです!

こうすることでこのブドウは種なしブドウになり、粒も大きくなるんですねー。

ここまでの作業はブドウの開花から3日以内にやらないといけないので、夜もヘッドライトをつけて行います。

(三井はこの時点で睡眠不足です)

そして同時にやってくるのが!そう!プラム「大石早生」の収穫~!

mitui04-20230712プラムは先端が紅くなってきた頃を目安に収穫します!

プラムは朝4時から収穫スタートです。果実温が上がってしまう昼間は取れないので、この時間から収穫するのです!

ちなみに大石早生は熟すのが早いので、朝採り忘れると、夕方には

mitui05-20230712収穫が遅れると、こんなに真っ赤っかに!

こんな感じになってしまうとです(´;ω;)

こうなってしまうと出荷できないので、頑張って収穫するのです!

(三井はこの時点で意識不明です)

一番おいしいプラム大石早生の見極め方は…

mitui06-20230712果実全体が黄色く先端が紅いのがGOOD!

こんな感じのがスーパーに並んでいたら、ぜひ食べてみてください!

おいしいですよー!

今年もやります!中野おごっそフェア

さて、ここで告知を。今年も三井農園がある中野市で101415日と「信州中野おごっそフェア」を開催します。

mitui07-20230712今年も10月に信州中野おごっそフェアやっちゃうぜ!

市内の青年3団体「公益社団法人中野青年会議所」「信州中野商工会議所青年部」「JA中野市青年部」がタッグを組み、まちを食で盛り上げるこのイベントも、今年で8年目。

しかも今年は、私が副実行委員長!
もう楽しみでしかない!

ぜひ遊びにきてくださーい!

ってことで、次回の執筆まで三井は生きているのか

乞うご期待!

この記事を書いた人

三井透さん

県内果樹産地の一つである中野市で、プラム、りんご、桃を育てる果樹農家の3代目になる三井透さん。以前はアパレルの企画、製造を行っていましたが「食や農業で多くの人に携わりたい」と就農し、果樹栽培の傍ら野菜などにも挑戦中!「食べる人が四季や自然を感じられるものを作る」をモットーに、日々の暮らしを綴ります。

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