震災から11年、そして世の中は今…
いや~、この1週間は各メディアを見るたびに胸糞悪い感じがあって、その数日前までは平和の祭典でもあるオリンピックが開催されていたのにも関わらず…
というなかで今、自分ができることは何かを考えると、冷静にまずは身近な人を助け、”NO”を突き付けるときはしっかりと意思表示をすることなのかなと考えています。
バスで国外に避難する男の子が泣きながら「お父さんは国を守るお手伝いをしている」というのを見ると本当に胸が苦しくなり、21世紀にもなって何やっているんだろうかとあきれてしまいます。
奇しくも日本は今月、東日本大震災から11年目を迎えます。11年の歳月を僕はとても早く感じました。
当時、東京で会社員として働いていて、連日流れてくる原発の映像を目の当たりにしながら、夜になると繁華街のネオンが煌々と光っている光景に疑問を感じ、後に計画停電などが行われるなかで「絆」というフレーズがひとり歩きしているのにも嫌気がさしたことを覚えてます。
上記の経験が農家になるきっかけのひとつでもあって、そこから帰郷し、農家になって7年目の春を迎えようとしています。
あれから11年、エネルギーの問題は相変らず課題がたくさんありますが、人を動かすエネルギーである”食”を、今後も絶やすことなく育てて行かなくては、と思う3月の始まりでした。
相変わらずの雪とドローン
さて、畑というと。先月から変わりなく雪・雪・雪…
雪をまとう高社山は絶景ですが…
太い樹もバキバキです
枝は折れるわ、棚のパイプは曲がるわ。かいてもかいても降ってくるこいつらは一体…と、若干、途方に暮れておりますが(笑)。
JA技術員もおったまげ~な雪
少しずつ前へ進めています。
JAの技術員にアドバイスをもらいながら除雪を進めて、何とか月末からの管理作業へ入りたいです。
そんななか県から消雪材のドローン散布の試験をやらせてほしいと連絡があり、試験散布を見に行ったら、早いのなんの!
改めて…ドローン優秀
一体、俺がやっていた作業は…、と走馬灯が駆け巡るぐらい早いんです。そして便利!
望月組合長も「前向きに検討しよう」とおっしゃっていたので、我々組合員も導入に向けてJAとタッグを組んでいきたいです!
来月の農事録までに平穏な世の中になっていることを願って、1日に1日をLet's トライ~!