みなさーん、ゴールデンウィークどう過ごしましたー?
僕は、毎年畑で過ごしていまーす!
俺もどっかにうぃきてー!!!
ってな勢いで、5月もこいのぼりに負けないくらい
Let's とらぁぁぁぁぁぁぁい!ぴちぴち~
プラムのその後と、桃の受粉
先月の農事録でもふれたプラムのその後はコチラ。
先月の農事録後のプラムはコチラ!赤ちゃんみたいー!
すんごくちっちゃい実が…きゃわいいw。
我々は幼果期と呼んでいて、細胞分裂をしてこの後の実の肥大を決める大切な時期なんです…、が!
このあと、三井にとんでもない悲劇がやってくるとは、スタッフの誰も知らなかったぁ!(ってか僕ひとりなんですが)
桃も満開だわわw
おかげさまで桃も満開に咲いて、授粉作業もてんてこ舞いで、わっしょいわっしょい!それそれそれそーれ!
桃はこの毛ばたきで授粉していきます!
このくっそながーーーーい、毛ばたきをぶうぉんぶうぉん振り回して、授粉をしていきます。
川中島白桃や黄金桃などは、ほかの品種の花粉を交配してあげないと実がならないので、丁寧かつ大胆に作業を進めます。
りんごの受粉はこうやって行います
りんごは花粉を取るためだけの受粉樹があるので、そこから花を採取します。
りんごは花粉を採取するため、花をつみます
そして雄しべの先にある花粉の詰まった袋のような「葯(やく)」を、開葯機という機械を使って取り出します。
さらに適正温度で乾燥させると、3日後に乾燥葯が出てきます。さらにさらに、その乾燥葯を精製器にかけ、純花粉を抽出します。
採取したりんごの花粉はコチラで…っくしょん!
抽出した花粉は、その見た目からも、くしゃみ、涙がどまりまぜん(´;ω;`)
この純花粉を希釈剤と混ぜ合わせ、機械にせってぃーん!
りんごの授粉は機械で行います!ぶおおおおーん
あとは僕が運転をしながら花粉を噴射して畑全体にまいていきます。
楽ちん! なんて思っていた数日後、ヤツはやってきたのデス。
寒の野郎がやって来た!
そいつの名前は「寒の戻り」。
巷では暖冬やGWあたりでやってくる、とてもとても寒くなる日のことで、今年ももれなく、3回もやってきてくれました(お帰り願いたい( ;∀;))。
2回は高濃度のカフェインを散布して凍結防止をし、難を逃れたのですが、3回目はヤツも牙をむいてやってきました。
最低気温マイナス3℃を記録、この後とんでもない事態に…
いろいろな方法で凍結しないようにするんですが、3回目はどの農家も苦戦を強いられ、その結果…。
シナノパールは全滅です…。
ちょっとトイレ行ってきます。がちゃ
ヴぅヴぅぅぅ~
次回、果たして三井は立ち直っているのか!?