平出さんの農事録
[平出さんの農事録]

最後のひと仕事!

 

こんにちは。セルリーの平出です!

暖冬暖冬と言われておりますが、めちゃくちゃ寒いですね。地球温暖化だけじゃなくて、寒冷化もしていませんか?

さて、忙しい時期も終わりまして、よく聞かれるのが「出荷が終わったら何やっているの?」です。

お答えしましょう。

農家さんによりますが、この時期、我が家では来年使う予定の畑に肥料を撒いています。

hiraide01-20231122


春の訪れを待って撒く方が、肥料の成分を逃さず使えるのですが、ここ原村は、いつまで雪があるか読めない地域です。
3月まで雪があると、なかなか外仕事ができません。

そうなると、全体的に仕事が詰まって、遅れが出てしまいます。なので、我が家は最初に手をつける畑は、今年のうちに肥料を撒いています。

hiraide02-20231122

次に。この時期ならではといえば、視察研修です。

全農さんや、野菜部会の協力のもと、各地の農家さんや関連施設、協力会社などを見学させてもらっています。

今回は静岡県浜松にお邪魔してきました。

産地はリレー方式で協力しながら作っているので、年中、同じ野菜が店頭に並んでいるのですが、ここでは今月からセルリーの出荷が始まります。

平らな土地にセルリーは原村では見られない光景ですね。そして、めちゃくちゃ暖かったです。

hiraide03-20231122

ちゃっかり浜松餃子もいただきました。

hiraide04-20231122

 

こんな感じでオンオフが激しいのも季節労働の面白いところですね。

では、今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!

この記事を書いた人

平出悠太さん

日本最大級のセロリ産地原村。テレビ制作会社を退職した平出悠太さんは、この地で2015年に祖父のセロリ畑を継いで就農しました。母親も勤めをやめ、母子で4haのセロリを栽培しています。今では、ここでしか手に入らない種を育てるなどのチャレンジも。
趣味のサバイバルゲームは、たびたび千葉まで遠征するなど筋金入りです。

記事一覧へ
1700631719000

関連記事

ハウス栽培の最後にだけ味わえる、やわらかセルリー
平出さんの農事録

ハウス栽培の最後にだけ味わえる、やわらかセルリー

農業は常にチャレンジあるのみ!
平出さんの農事録

農業は常にチャレンジあるのみ!

野菜栽培の壁「連作障害」。平出家の対処法
平出さんの農事録

野菜栽培の壁「連作障害」。平出家の対処法

人間も野菜も暑さでヘトヘト!?
平出さんの農事録

人間も野菜も暑さでヘトヘト!?

新着記事