こんにちは。セルリーの平出です!
原村は1週間で最高・最低気温が10℃以上変化し、一気に秋の装いになってきました。
涼しくなることは植物には良いですが、人間の方がついていけず、この時期は風邪を引きやすいので注意が必要です。特に夏繁忙期の方は疲れが溜まっているので要注意です!
今月は、仕事がひと段落したので、農業の合間にやる豆知識「緑肥」を紹介します。
これは収穫し終わった畑に専用の植物をまくことで、
・成分の微調整をすること
・次回作の肥料にすること
を目的とします。
成分の微調整というと難しく聞こえますが、これは二毛作でも解決できることで、種類の違う作物を植えることで土の中の成分をバランスよく吸ってもらうことに意味があります。
緑肥例1
緑肥例2
同じ作物ばかりを育てていると、偏った成分・菌を吸い続けるので、その作物に必要のない成分・菌が畑に残り続け、どこかの年でそれが規定を超えて吸収されてしまいます。
そうなると育たない、あるいは奇形になってしまう確率が高くなります。
なので、緑肥を使ってバランスを整え、かつ、それらの植物も肥料になるので一石二鳥です。
わが家では二毛作の白菜やとうもろこしを使っています。これらは出荷や自家用にもできるので、食費にも優しいですね。
二毛作白菜収穫の様子
二毛作とうもろこしの出荷
今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!