こんにちは。セルリーの平出です!
梅雨も相まって、6月とは思えないほど寒い日が続いていましたが、ようやく暖かくなってきて、植物も大きくなり始めました!
家庭菜園のじゃがいも(手前)と、とうもろこし(奥)
午前2時、セルリー出荷作業開始!
収穫前のセルリー
寄るとこんな感じ
さて、いよいよわが社でもセルリーの出荷がはじまりました。セルリーの出荷は時間との戦いです。開始時間は、なんと夜中の2時!
なぜこんな時間から作業しているのかというと「鮮度を保つため」です。
作業自体は4時間程度で終わりますが、日が出てからの作業では気温が上がり、植物体の温度も上がってしまいます。
高い温度のものを切ってしまうと鮮度の落ち方が激しく、スーパーに並ぶ頃には“しなしな”になってしまいます。
そこで、温度が上がる前に産地から出荷し、農協で瞬間冷却&冷蔵保存され、そして冷蔵のまま市場へ輸送されます。
セルリーの収穫から出荷まで
セルリーの収穫は、すべて手作業です。まずは、切る作業を担当する人がひたすら収穫していきます。
真っ暗闇を照らす出荷用投光機
収穫作業その1「切り」
次に、専用の袋に入れていきます。この袋にも特殊な加工がしてあり、鮮度を保つ効果があります。
収穫作業その2「袋入れ」
収穫作業その3「計測」
そして等級ごとに箱へ入れていきます。
収穫作業その4「梱包」
収穫作業その5「出荷」
夜中2時からの作業は、私たちには早朝という認識ですが、世間でいえば深夜の仕事ですよね。
「朝飯前」に行われる出荷作業ではありますが、「朝飯前」という手軽さはまったくありません。すべてはおいしいセルリーをお届けするためです。
セルリーを買い求めていただく際には、そんなことも思い出していただけると、うれしい限りです。
今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!