平出さんの農事録
[平出さんの農事録]

「肥料を食う野菜」セルリーのダイナミックな土づくり

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こんにちは。セルリーの平出です!

急に寒くなり体調管理が大変な時期になりました。
10月の農事録始めます!

稲刈り後の藁も超重要!

9月下旬に稲刈りがありました!
昔は稲刈りの時期になると皆で休みを取って手作業で刈り取っていたものでした。
しかし今では、コンバインとオペレーター(操縦者)が1人いれば、我が家の田んぼ(2ha)は2日くらいで稲刈り終了です。
しかもこのコンバインはうちのモノじゃありません。
普段仲良くしてもらっていてコンバインを持っている農家にお願いしてやってもらっています。

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年に1、2回しか使わないコンバインを買う気にはなれません(高価だし)。
やってもらうのが一番ですね。

ちなみに、稲刈りででた藁はセルリーにとって超重要なので、よく乾かして保存するのですが、それは次回のお楽しみに!

肥料はダイナミックに

続いて、先月土入れをしたガラスハウスに肥料を入れました。
前回の藁と鶏糞の他にこれだけ肥料を入れます。

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各種ありますが、一番重たい肥料は1袋20kgです。
少量でいいものは四分の一ずつ小分けにして撒いていきますが、大量に必要なものは袋ごとハウスに入れて列に並べておき、袋を破いてドサッとあけて、熊手などでならすといったように、ダイナミックに入れていきます。

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この日は4人で1日がかりで1ハウス分の肥料を撒きました。
うちにはハウスが2つあるので、もう1日作業しました。
セルリー栽培の時には畑にもこれに負けないぐらいの量の肥料をまきます。
やっぱり肥料の量はかなり多いですね(汗)
来年にはその様子もお届けできればと思います。

20211027hi06肥料まき後

セルリーは比較的「肥料を食う野菜」と言われております。
その証拠に二毛作で行う作物に追肥をする事がありません。
二毛作でよくあるのはブロッコリーやとうもろこしなどですが、追肥しなくても立派な農産物ができます。とうもろこしの場合は、普通に育てると身長を越さない程度の高さですが、セルリーの後の畑では2mくらいの高さになります。
それほど肥料が残っているということですね。
二毛作は連作障害防止になるのでセルリー栽培にとってもいいです。

では今回はここまで。また次回の農事録でお会いしましょう!

この記事を書いた人

平出悠太さん

日本最大級のセロリ産地原村。テレビ制作会社を退職した平出悠太さんは、この地で2015年に祖父のセロリ畑を継いで就農しました。母親も勤めをやめ、母子で4haのセロリを栽培しています。今では、ここでしか手に入らない種を育てるなどのチャレンジも。
趣味のサバイバルゲームは、たびたび千葉まで遠征するなど筋金入りです。

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