実りの秋がやってきた!
実りの秋♪
山形村の畑では、ネギやレタスの葉物野菜にゴボウ、
ブドウにリンゴなどなど、たくさんの作物が収穫時期を迎えています。
我が家の白ネギ収穫もただいま後半戦!
白ネギの収穫で忙しい最中でも、やらなければいけない大仕事!
その1!
稲刈り〜脱穀です。
我が家では家で食べる分のお米を作っています。
稲作農家が使うコンバインなどはもちろんないので、
「バインダー」と呼ばれる機械で稲を刈り取り、
束にした稲を天日に干す「はぜがけ」という方法でお米を乾燥させます。
1〜2週間乾燥させ、お米が適度な水分量になったところで、
「ハーベスター」という機械を用いて脱穀をします。
「バインダー」も「ハーベスター」も
山形村に来て初めて見たときは
「なんてすごい機械なんだ!!!」と喜んでいたのですが、
ここ最近は、コンバインがすごい速さで刈り取り〜脱穀をしている様子を見て、
「楽だろな〜・・・コンバイン。。。」と思わず眺めてしまったり。笑。
はぜがけの田んぼ風景、なかなか風情があって良いものですが、
最近では米農家に委託してコンバインで刈り取ってもらう家も多く、
だんだんと少なくなっていくんでしょうね〜・・・。
やらなければいけない?
というかどんなに忙しくてもどうしてもやりたい大仕事?!
その2!
きのこ狩りですね〜!秋はやっぱりこれ!です!
今年はシーズン最初からよく採れて、
このあたりの直売所には連日マツタケが山のように並びました。
我が家のマツタケハンター、青レンジャーも
毎日山へ行くたびにマツタケを採ってきました!
え?私?
私・・・も、数える程ですが、マツタケ、とれましたよ!
マツタケわんさか!とはいかないまでも、
「雑きのこ」と呼ばれる色々なきのこなら
私でもたくさん採れるんです。
タマゴタケ
リコボウ
雑きのこは、それぞれ美味しい食べ方があり、
村の先輩方が教えてくださるので、
揚げたり、うどんや鍋に入れたり、焼いてそのまま食べたり。
マツタケは全国的に出回りますが、
雑きのこは傷みやすいので、きのこの採れる山の多い地域でしか
なかなか食べられないのではないでしょうか。
私も山形村に来て初めて知ったきのこばかりです。
マツタケの出る場所のことを、このあたりのきのこ採り名人たちは
「シロ」と呼びます。
自分の親やきのこ採り名人たちにその「シロ」を教わったり、
自分で足繁く通って、採れた場所を覚え、
自分の「シロ」を増やしていったりしながら、
マツタケが採れるようになっていくわけですが、
山の中で場所を覚える、というのがものすごく難しいんです、
私のような素人にとっては。
そもそも「道なき道」を歩かなければならず、
滑落しないように歩きながらきのこを探す、ということだけでも大変!
そんな中、マツタケを発見!
喜び勇んで採った後は、
他の人にわからないように採った形跡がわからないように土や落ち葉を戻して、
さて、ここは山のどの位置か、覚えやすい目印はないか、
よくよく周りを見渡します。
その時は、
「お!斜め上に大木が倒れてるぞ!」
「左には小さな岩がある!」
とね、覚えたつもりになって、ホクホク顔で山を下りるんですよね♪
が!しかし!
次に山に入ると、
「大木倒れまくってる・・・」「岩だらけ・・・」・・・汗
もう全くわからない。笑
これを正確に覚えられるようになるには、
とにかく地道に山を歩くしかありません。
山形村に来てキノコ採りを始めて3年、
まだまだ新米ですね〜。
何事も経験です。
9月後半から朝晩冷え込むようになり、
日中の気温も平年より低かったため、
きのこのシーズンはあっという間に終わってしまいましたが、
昨年のような熊の出没被害はほとんどなかったので、
充分に楽しめました!
我が家の怪獣くんも、保育園で初めての運動会に、
3歳のお誕生日にと、秋を大満喫!しております。
マツタケに新米に、美味しいものがたくさん!
毎日の生活の中で自然と食育ができるのも
ここ山形村の素晴らしいところですね♪