太田さんの農事録
[太田さんの農事録]

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第33回

 

年は9月になったとたんに急に寒くなり、あっと言う間に秋が来た感じになりました。
先月はあれほど雨を欲しがっていましたが、雨の日やグズグズ湿っぽい日が続き、今度は逆に太陽の日差しが恋しくなります。
花卉類も雨は嬉しいのですが、こう何日も天気が悪いと病気やカビがつきやすくなり、消毒の種類や散布のタイミングなどに気を使います。
台風一過の晴れ間はとても晴れ晴れとして仕事日和になりますね。

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台風一過の晴れ間
 

ンホリカルポスと孔雀草が出荷時期を迎えました。
シンホリカルポスは「チャーミングファンタジー」と言う品種で薄ピンクの玉が可愛い品種です。
その時期の気温や天候などでピンク色が上手く出ないことがあります。
葉も黒くなったり、カサカサになってしまうことがありますが、綺麗に出来た時は嬉しいですね。

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シンホリカルポスは「チャーミングファンタジー」
 

孔雀草は去年定植して今年から出荷している花です。
孔雀草は孔雀アスターとも呼ばれており品種も多く、一重咲きと八重咲きがあります。開花時期がこの時期なので、お彼岸の花として用いられるようになり、この地域でも生産者が増えてきています。
我が農園でも八重咲きで紫色の「ミルカダーク」と、白色の「キャシー」を栽培し出荷しています。
この時期は花びらのない花ばかりでしたが、孔雀草を栽培したことで作業場が華やかになりました。


孔雀草「ミルカダーク」

孔雀草「キャシー」

JA北信州みゆきフラワーコンテストが行われました。
この時期に栽培している花を生産者が持ち寄り、審査員が賞を決めるのですが、この管内は栽培している品種が多く審査が難しいらしいです。
このコンテストでは花卉青年部が制作するフラワーアレンジメントコンテストも同時に行われます。
以前、金賞2回、銀賞1回受賞していましたが、今回は賞はもらえませんでした。アレンジメントって難しいですね・・・。

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フラワーコンテスト
 

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JA青年部によるフラワーアレンジメント
 

20150930no07.jpg月は秋祭りの時期でもあり、この地区の神社でも祭礼が行われ、今年は祭典部長を務めました。
毎年夜10時に行列が出発し、村中を舞いながら回り、0時ごろ神社にたどり着き、境内で獅子舞。さらに各役員の家庭を獅子舞が訪問し、そのあと深夜2時から朝6時まで、神社境内で神様を一晩中お守りしながら酒を飲み明かす、と言うハードな祭礼です。
なんとか無事に祭典部長の役を果たすことができました。(写真左は、約20mの五反旗)

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獅子頭
 

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薙刀
 

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祭典部員は袴で統一
 

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神社境内で朝まで飲み明かす
 

信州ハーフマラソン大会が行われました。
エントリーしたものの、肩を負傷していて出場を断念しようかと思いましたが、走れるところまで走ってみようと思い、肩を吊って出場しました。
途中何度か止めようかと思いましたが、沿道の応援を受けながら何とか完走できました。
近日中に肩の手術をするので、しばらく動けなくなる前に走れて良かったです。

太田さんの農事録.jpg

北信州ハーフマラソン出場
 

この記事を書いた人

太田和明さん

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

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