太田さんの農事録
[太田さんの農事録]

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第35回

 

いもので今年も残り1ヶ月ちょっととなりました。

年頭に今年はアレをやってコレをやってと目標をたてましたが、目標の半分以下の達成率になってしまいそうです・・・。
その理由の一番は、先月も話しましたが肩のケガで何も出来ない時期があったり、片手作業で手間がかかってしまう事で予定がグチャグチャになってしまったことですね。

今更悔やんでも仕方ないので、残りの日数で出来るだけカバーしていきたいとおもいます。

先月紹介した切り遅れて満開に咲いていた孔雀草を全て刈り払いました。

それ以外の花畑も全て刈り払い、冬の準備支度作業の時期です。

畑では他の農家でも同じ作業を行っていて、野焼きで煙が立ち昇る風景があちらこちらで見受けられます。

ちなみに畑での草木の野焼きは違法ではありませんのでご心配なく。

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刈り払い後の孔雀草畑

月はそんな冬準備作業が中心で写真も無いので、別の話題を少々紹介します。

近所の道の駅では野沢菜販売がピークを迎えています。

この地域は野沢菜栽培のメッカで、各家庭で野沢菜を漬けます。

そして野沢菜販売も盛んで、道の駅の直売所では店外に大量の野沢菜が並べられます。

これもこの地域の冬の風物詩になっています。

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道の駅に並ぶ野沢菜
 

も近所の話題ですが、長野県天然記念物にもなっている「神戸のイチョウ」があります。

「神戸」は「ごうど」と読みます。

このイチョウの木はとにかく大きく立派な大樹で、いろんな言い伝えがあります。

同じ地域のイチョウの木は葉が紅葉して落葉している時期に神戸のイチョウが色付き始め、その葉が落葉すると雪が降るらしいです。

他にも、イチョウの木に乳房の様な膨らみがあり、産後の女性がその膨らみに触れると母乳の出が良くなると言われています。

近年有名になり夜は数日限定でライトアップされ、昼間とは違い幻想的に見えます。


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神戸のイチョウ
 

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イチョウの葉で地面も真っ黄色
 

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ライトアップで更に幻想的に
 

月の「蕎麦打ち婚活」イベントに引き続き、今月は北信州スイーツ婚活イベントが行われました。

この広域婚活イベントは今年で3年目。
今年の幹事は飯山と言う事で「ii活プロジェクト実行委員会」でもスタッフとして手伝いました。

北信州で有名な「パティスリーヒラノ」さんのご協力で、ケーキデコレーション作りやケーキバイキングを行うことができました。

その参加者は男性60人、女性60人の大パーティーとなりました。

とにかくこの大人数をどうやって動かし、楽しく交流させるか、スタッフも汗をかきながら奮闘した結果、10組のカップルが成立しました。

来月にはまた「暮れの大縁会SP」という婚活イベントがあります。

今回カップルになれなかった参加者にリベンジしてほしいですね。

スタッフもまた奮闘します!


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スイーツコン
 

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ケーキバイキング
 

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次回は「大縁会」コン
 

この記事を書いた人

太田和明さん

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

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