太田さんの農事録
[太田さんの農事録]

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第32回

 

日暑い暑い8月。
汗が噴出す炎天下。
でも大好きな真夏。
今年は熱中症対策バッチリにしていたので、真昼間の畑作業でも何とか乗り切りました。
しかし、盆花の出荷が忙しく、ピークを過ぎた頃にやってしまいました。
地区のナイターソフトボール試合中、フライを勢いよく追いかけて転倒し、右肩を脱臼、靭帯断裂!
この瞬間、僕の夏は終わりました・・・。
仕事、スポーツ、イベント、全て予定していたことが出来なくなってしまいました。
脱臼は直ぐに治ったのですが、靭帯断裂と肩の骨が盛り上がったのを治すには時間がかかり9月に再検査、10月に手術を行うこととなりました。
リウマチも最近調子悪く、左肘が真直ぐ伸びず、指先がずっとシモヤケになったような痺れが続いています。
体中ボロボロですが、へこたれず出来ることをやって、早く復活できるように頑張ります。

太田さんの農事録

肩を負傷
 

月設置したソリダコの電照育成が毎晩、夜中11:30から4:00まで畑を照らし続けています。
他のソリダコ生産者も同じ事をやっているので、普段は真っ暗な畑のあちらこちらが祭りのようになっています。

太田さんの農事録

ソリダコ電照
 

盆花の定番は菊ですが、、我が農園では栽培してなく、ソリダコ、ヒペリカム、ワレモコウを盆花として出荷しています。
近年、盆花は菊だけじゃ地味になると言うことで、これらの花の需要も増えてきています。
ご先祖様も菊以外の花を飾って賑やかなお盆を迎えたいんじゃないですかね。

太田さんの農事録

ワレモコウ
 

JA北信州みゆき青年部で毎年恒例の盆花売り(軽トラ市)を行いました。
朝6時から大勢の方が盆花や野菜、果物を買い求めに来て、毎年大盛況です。
来年は自分で栽培した花を入れて販売してみたいですね。

太田さんの農事録

JA青年部による軽トラ市
 

て、飯山の8月と言えば「飯山さわごさ」です。
9年前に就農のために飯山に戻って来て、若者、街、地域の元気の無さに危機感を感じ、数人の仲間と「何か楽しくて元気になる事をやろう!」と立ち上げてから早くも今回で8回目となりました。
「さわごさ」とは飯山の方言で「一緒に騒ごうよ」と言う意味からのネーミングです。
今年も全てスタッフが手弁当で数ヶ月前から準備し、前日から会場に泊り込み作り上げることで、とても楽しく、温かく、感動的な夏フェスになりました。
ただ、本番直前に肩を負傷してしまったために、ほとんど作業ができずスタッフに迷惑をかけてしまった事だけが悔やまれます。
それでも例年以上に来場者も増え、新しい催しものなどもあり、本当に楽しい「飯山さわごさ」でした♪
皆ありがとう~!!

太田さんの農事録

飯山さわごさ
 

太田さんの農事録

ステージ前は大勢の人
 

太田さんの農事録

花火も上がり盛り上がる
 

太田さんの農事録

マッチョなステージも
 

太田さんの農事録

最高のスタッフ!お疲れ様!
 

年前から飯山で話題の「鶴と亀」と言うフリーペーパーがあります。
モデルは地元の爺ちゃん、婆ちゃん達。これがとても味があり、温かく、お洒落だと話題になり、ローカルテレビや全国放送テレビで紹介され、入手できないほど人気がでました。
先日満を期して第4回目が発行となり、第1回目から協賛している我が農園にも届きました。
今は飯山だけでなく、長野県北信地域や県外にも配布しているので、見つけたら手にとって見て下さい。

太田さんの農事録.jpg

話題の「鶴と亀」
 

この記事を書いた人

太田和明さん

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

記事一覧へ
1440514800000

関連記事

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第20回
太田さんの農事録

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第20回

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第8回
太田さんの農事録

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第8回

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第34回
太田さんの農事録

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第34回

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第19回
太田さんの農事録

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第19回

新着記事