脱サラで花栽培！太田さんの農事録 第19回

暑い！暑い！と、わかっているので言いたくないですが暑いですね。
梅雨が明けたとたんに猛暑が続き、毎日汗だくで農作業をしています。
昨年まで綿のTシャツで仕事をしていて１日に４～５枚着替えていましたが、今年はスポーツ用発汗Tシャツで仕事をするようにしたら着替える枚数も２回くらいで済むようになりました。（でも汗をかく量は変わりませんけどね・・・）
そう考えると農作業はスポーツなんだなぁと思いました。
今日もいい汗かいてスポーツしています！！

季咲きのソリダコタラの出荷も何とか終わり、残ったソリダコタラを刈り切る作業を行いました。その畑に今度は電照栽培するためにコードを張る作業をおこないます。
昨年は初めて電照栽培を行いましたが、花丈が短くなったり、一気に咲いてしまったりして上手くいかなかったので、今年は刈り払いと電照のタイミング３段階に分けて行う様にしてみました。
これで上手くいくかどうか、秋にならないとわかりませんが成功を祈りたいと思います。

ヒペリカムも出荷の最盛期を迎えました。
ヒペリカムもいろんな種類がありますが、我が農園ではこの時期マジカルパッション、ピンキーフレアー、マジカルレッドを出荷しました。
この産地のヒペリカムは全国でもトップクラスの生産量がありますが、市場でも国産物がある事を知られてなかったり、地元の人でも名前を知らない人もいます。
とても可愛らしく長持ちして、いろんなアレンジもできるので、是非ヒペリカムを覚えていただき、飾っていただきたいですね。

ＪＡ長野県青年部活動をアピールするために、あるイベント会場で青年部で揃えたＴシャツを着て生産物をプレゼントしＰＲを行いました。
また、毎年出場している小布施見に（ミニ）マラソン大会にはランニング仲間で作ったＴシャツを着て皆で走りました。
全く別の仲間ですが、お揃いのＴシャツを着ることで仲間意識や団結力が増して、いつもよりやる気スイッチが入りますね。

さて、前回「次回は食べ物の話を・・・」と宣言したので、紹介します。
この熱い夏に食べたくなる食べ物のひとつにカレーがありますよね。
暑いけど、少し辛めの本格的な美味しいカレーを食べて、更に汗をかきスッキリ♪
そんな美味しいカレーを食べれる店が飯山市の戸狩温泉スキー場近くにある「ペンティクトン」です！
ここのオーナーが同級生でオープン当初からよく食べに行っています。
飯山産のカレーに合うお米を使ったり、地元産の野菜を使うなど、素材にこだわっていて、カレーも全て香辛料から時間を掛けて作っており、スパイシーで本格的なカレーが味わえます。
看板メニューは「焼きカレー」で人気があるのですが、個人的には「スープカレー」が好きです。
ニンジンが丸ごと１本入っていたり、大きな野菜が丸々入っていて癖になる味です。
是非行って味わってみて下さい。

カレーと言えば、同じＪＡ青年部の仲間が作ったカレールーがあります。
普段は茸や野菜を作っている仲間ですが作ったカレーは「飯山のうまい米このカレールゥ」と言う商品名で、名のとおり米粉で作ったカレールーなので小麦粉アレルギーの人でも美味しくカレーを味わえます。
最近はカレーに続きハヤシルーも販売しています。
この商品は飯山市内の道の駅などで売っています。
農家の若者がこういう商品を作り販売していることで、他の農家の若者にも良い刺激になり、次々といろんなものが生まれてくるといいですね。

カレーも美味しいですが、夏野菜も美味しい時期です。
私はナスとズッキーニが好きで三食ナスでも良いくらいです。
ナスの天ぷら、焼きナス、味噌炒めもいいですが、お気に入りの食べ方は、素揚げしたナスに食べるラー油を少しかけて醤油を付けて食べることです。
我が家の犬もなぜか野菜が好きで、キュウリやナスを丸ごとかじって食べてます。
キュウリは生でも美味しいですが、ナスは生でも美味しいのかな・・・？