太田さんの農事録
[太田さんの農事録]

脱サラで花栽培!太田さんの農事録 第38回

 

月は冬の間でも1番積雪が多いイメージがこの地域にはありますが、今年は相変わらず積雪が少ないです。
スキー場にはかろうじて雪が有りますが、やはり例年より少なく、スキー客も少なく感じます。
冬季の仕事として、スキー場や除雪関係の仕事をしている人も多い地域なので、雪が少ないと、仕事も少なく、収入も少なくなってしまいます。
雪が少ない事で地域の景気にも影響が出てしまうので、やはり雪が降る地域にはそれなりに降雪がなければダメですね。
そして、今年の春は例年よりかなり早く畑仕事が始まりそうです。

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これでも少ない雪景色
 

20160224no02.jpgんな雪不足の2月ですが、いろいろな行事がありました。
JA北信州みゆき、JA中野市、JA志賀高原、JA須高のJA各青年部が集まる「4JA交流会」。
県青年部に属していない青年部との交流会なので、今まで会っていない違う仲間との新しい出会い、発見、情報交換が出来て有意義な交流会でした。
また別日には、全農長野と県青年部との意見交換会が行われ、青年部が考えている事、悩み、要望など全農役員の方と話し合う事ができました。
私は輸送問題、有効なPR方法などについて発言し、検討してもらうことになりました。



月の恒例行事、「いいやま雪まつり」と「かまくら祭り」が開催されました。
今年は雪不足のため、山から雪を運び出して雪像やかまくらを制作することになりました。
JA北信州みゆき青年部は毎年、かまくら祭り会場でブースを構え、焼き鳥、フランクフルト、生ビール、ホットワイン、ポップコーン、たこ焼きを販売します。
ちょうどバレンタイン前の13日には、我が農園からスズランを持ち込んで販売しました。
フラワーバレンタインとスズランをPRしながら、用意していた10鉢を早い段階で完売することが出来ました。
来年はもう少し増やして販売しようかな。


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かまくら祭り
 

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青年部販売ブース
 

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スズランも販売

ラワーバレンタインと言えば、皆さんは花をもらったり贈ったりしましたか?
かまくら祭り会場でもPRしましたが、「花業界はそんな作戦始めたの?」とか「へえ~、そうなんだぁ」と、まだまだ認知されていませんでした。
そこで、知人の局アナにお願いし、ニュースの中でフラワーバレンタインと飯山産スズランを紹介してもらうことになりました。
いつもお世話になっている生花店に協力してもらい、店頭で取材するなど、スズランもバッチリ放送してPRしてもらえました。
これはたまに使う手法なのですが、お金をかけずに有効なPRができる方法なのです。

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フラワーバレンタインPR取材
 

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飯山産スズランが放映

取材終了後、たまたま別会場で「花男子」イベントが行われていたので参加してみました。
若手の花屋さんが全国で行っているイベントで、この日はフラワーバレンタインに合わせてイケメン花男子がその場でブーケを制作し、会場の男性客にプレゼント。
そのブーケをもらった男性は、一緒に来ていた奥さんへ日頃の感謝の言葉を添えてブーケをプレゼント。
ブーケをもらった奥さんの中には、「結婚して数十年経つけど初めて花をもらった」と、感動して泣いている人もいました。
私は職業柄、花はしょっちゅう贈りますが、一般男性は「恥ずかしい」とか言って贈らない人が多いのですね。
でも、花をもらった女性がどれだけ喜ぶか、一度贈ってみてほしいです。絶対喜ばれますよ♪

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花男子イベント
 

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花男子が作ったブーケ

れも雪不足で開催が危ぶまれた「長野県小学生クロスカントリー選手権大会」(県小)と「飯水クロスカントリースキー大会」が行われました。
県小は大会スタッフとして手伝い、飯水は小学校のPTA役員で手伝いと応援に行きました。
次男は以前スキークラブに入ってましたが、辞めてしまったので飯水スキー大会が最後のレースとなりました。
次男は久々の大会ですが、最後のレースを楽しんでいました。タイムも好タイムで上位に入りました。
しかし、県小は順位が付きますが、この飯水大会は順位がつかないのです。
飯水地区の10校の小学生5、6年生全員がクロスカントリースキーでレースを行う大会なのですが、ただ走ってタイムが出るだけで順位も表彰もありません。
私が小学生の時は順位が付き、上位入賞者には賞状とネダルが渡されていました。この大会で上位に入る事を目標に頑張って練習し、入賞できる事が出来て喜んだ記憶があります。
「地域の子供達のスキー人口向上と教育の一環」として40年以上開催しているのですが、これでは子供たちが何の為に頑張っているかわかりません。
以前、市議会の議題に「順位を付け、上位には表彰するべき」と出してもらったのですが、「順位を付ける時代ではない」「苦手な子供もいる」と、わけの分からない返答でした。
全員に順位を付けなくても、上位10位くらいまでは順位を付け表彰してあげてもいいと思います。
私はあの頃に頑張って入賞して、楽しさ、苦しさ、感動、悔しさ、仲間を得る喜びなどを体験し、中学、高校、大学までクロスカントリーを続ける事ができました。
今の子供達のスキー離れに直面し、これから待ち構える競争社会にどう対応していくのか、不安が残りました。

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飯水スキー大会で次男がスタート!

て、ついつい熱くなってしまいましたが、雪上で別の意味で熱くなるイベントも行いました。
飯山らしい出会いイベントを行おう!と、行ってきた今年度最後のイベントは、『~あなたがいれば寒くない~「美雪コン」』と言うタイトルで、スノーシューツアーの婚活イベントを行いました。
雪山でのイベントなんて参加者が集まるか心配していましたが、松本市や東京からも女性が参加してくれて、斑尾高原の雪が積もった湖の上をスノーシューで歩いたりして楽しんでいました。
結果、参加人数はいつもより少なめでしたが、4組もカップルが出来ました!
来年度も楽しく出会えるイベントを企画し、多くのカップル、成婚者が出来るようにサポートたいと思います。


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「美雪コン」の様子
 

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スタッフも一緒に楽しんじゃいました!
 

ズラン栽培は、ホワイトデー、ブライダル、卒業式、送別会シーズンに向けて、根を付けたまま出荷する「根付スズラン」を出荷中ですが、春先の「切りスズラン」出荷に向けた準備も始まりました。
昨年の晩秋にハウスから外に出し、雪の下で冬眠状態にしていたスズランを、またハウス内に運び込み、春先の出荷に備えます。
今年は積雪が少ないので雪堀作業は楽でしたが、土に埋まっているスズランの芽が入った重いコンテナを運び出すのは一苦労です。
作業し始めて直ぐに熱くなり、汗が流れ、真冬の中、Tシャツ姿で作業する時もあります。
ちょっと無理をしたら腰を痛めてしまいました。トホホホ・・・(汗)


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雪の中から掘り出し作業
 

この記事を書いた人

太田和明さん

北信州の飯山市で花き農家を営む太田和明さんは、2006年に39歳で脱サラし、故郷で就農しました。父・雄三さんと共に何種類もの花を栽培するかたわら、地域活動やJAの青年部活動にも積極的に関わり、農業と地域を盛り上げています。美しい花を咲かせるための奮闘と、日々の暮らしを綴った農事録をお楽しみください。

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