長い長い真っ白な雪のシーズンがやっと終わり、北信濃にも春がやって来ました。
今年は雪が多かったので雪溶けが遅いと思われたのですが、溶け始めたら一気に溶けました。
でも山沿いはまだまだ残雪が多いですね。
近所の桜並木もやっと満開になり、真っ白だった我が家の前の景色も畑が現われ茶色になって、いよいよ路地仕事が始まります。
桜並木・4月22日現在
雪溶け後の景色
スズランの出荷も後半を迎え、鉢や根付の出荷から切り花出荷が中心になりました。
先月ハウスに入れたスズランも大きく育ち出荷できるようになり、4月下旬は忙しくなります。
それは5月1日の「スズランの日」に向けての出荷があるからです。
欧米では5月1日のスズランの日に大切な人や恋人にスズランを贈る習慣があります。
スズランの花言葉が「幸福の再来」「純愛」と言うこともあり、スズランを贈られた人は幸福になると言うことで欧米では盛んのようです。
日本でも近年スズランの日が知れ渡り、年々この時期の注文を多くもらうようになりました。
皆さん(男性)も5月1日にスズランを大切な人へ贈ってみませんか?
ハウス内のスズラン
切りスズランの出荷
雪が溶けた畑には直ぐにいろんな花が芽を吹き始めます。
早速、肥料や消毒を散布する作業を行い、霜に気をつけながら育成していきます。
他の花と違う作業を行うのがベニスモモです。
ベニスモモは、紅葉したように赤い葉が付く葉物で枝が3m~4mになり、モモの実は付かないもので8月下旬に出荷します。
冬の間は雪の下ですが、ウサギなどに枝や皮を食べられて白くなってしまいます。
食べられた枝や大きく伸びすぎた枝、曲がったり折れたりした枝をチェーンソーで伐採します。
この作業だけはチェーンソーを使うので、花作りと言うより森林作業者のようです。
伐採前のベニスモモ
伐採後のベニスモモ
伐採に使うチェーンソー
今年の市場出荷のお願いや状況を調べに名古屋、大阪の市場に花卉部会役員として行きました。
今出荷しているスズランの状況や今後の対策。これから出荷を迎える芍薬の対策。今後の花卉出荷対策など話し合ってきました。
北信州みゆき産の花はそれぞれ好評で今後も品質、量を期待していると言う意見に士気が高まりました。
競りの状況も見学させてもらいましたが、早朝からとても活気があり、全国各地から入荷した花にどのくらいの単価が付き、どんな花が出荷されているかが見れました。
市場に展示してあったスズラン
活気のある競り会場
長野マラソンに出場しました!今回で6回目の挑戦です。
1回目は40km地点でタイムオーバー。
2回目は5時間ちょっとで何とか完走!
3回目は4時間29分で完走!!
4回目はリウマチが発症し動けなくなり出場せず。
5回目はリウマチの足を引きずりながら30kmでタイムオーバー。でも走れた事に満足♪
そして6回目の今年、昨年の30kmを超えて35kmまで走ることを目標にスタート。
5km、10kmと距離を重ねる毎に足のあちらこちらに痛みが出る。
20km、体が重くなっていく。
25km、足が動かなくなりペースダウン。
30km、ヤッター!去年の記録を抜けたー!しかし足が前に進まない・・・。
35km、やっとたどり着いた!目標達成!!あとは行けるところまで行ってみよう。
40km、制限時間ギリギリにクリアーできちゃったー!って事は・・・。
42.195km、ゴール!!!まさかの完走ーーー!!!
信じられなかったけど、沢山の人に応援してもらい奇跡的に完走できました。
タイムは5時間チョットオーバーでしたが、あのまったく動けなかったリウマチの悪夢から、「絶対また走れるようになってやる!」と思い続け、何とかここまで走れるようになった事に涙がでそうになりました。
しかし、やっぱり翌日は激痛が・・・。
でもこの痛みも心地良い痛みです。
長野マラソン完走!!