もったいないけど、摘み取ります。
芍薬は株を植えてから出荷できるまで4〜5年かかります。我が家の芍薬はまだ3年目の物が多いので出荷できる数もまだ少なかったです。
出荷できない芍薬は畑でそのまま育成させるため、蕾だけを摘み取ります。
しかし、忙しくて摘み取り作業ができず、畑で咲いてしまった白雪姫をただ摘み取るのはもったいない気がしたので、欲しければあげるからと言って友人の親子に手伝ってもらいました。
「白雪姫」
友人の子供は摘み取った花びらの山で寝転んだり、家に持ち帰り芍薬風呂にして楽しんだそうです。
芍薬が終わってしばらくすると「竹島ユリ」の出荷になります。竹島ユリの原産地は韓国の鬱陵島(うつりょうとう)で、旧日本名を磯竹島ないし竹島と言うそうです。
この島は、あの領土問題が存在する竹島とは違うようです。
花は首を下に向けて咲きます。珍しい花なので人気がありますが、今年の春に霜被害にあってしまい、ほとんど出荷できませんでした。
この竹島ユリも多年草なので、畑で育成するために蕾や花を摘みます。
タイミングよく小4の息子のクラスで農業体験授業があったので、草取りと花摘み作業をやってもらいました。
子供たちが、「せっかく咲いているのにもったいな〜い」「欲しい!」と言うので良さそうな物を切ってあげました。
子供の頃から花に親しんで喜んでもらえてとても嬉しかったです。
北信州のソウルフード!
「根曲がり竹」の味噌汁
さて、この時期に旬の食べ物と言えば竹の子です。ここ北信州で竹の子と言えば「根曲がり竹」の事です。
そして北信州のソウルフードとも言える「竹の子汁」は根曲がり竹の味噌汁です。
味噌汁に根曲がり竹が入っているだけではなく、鯖缶が入る事によって最高に美味しい竹の子汁になるのです。
この時期、スーパーなどでは鯖の水煮缶詰が並び、皆、竹の子汁のために買っていきます。
鯖の缶詰は長野県の消費量が全国1位だと聞いた事があります。しかもほとんどが北信州地方で消費されているほどです。
この竹の子汁は私も大好物。何杯でも食べれるほど美味しいので、B級グルメで出したら1位を獲得するのではないかと思います。
皮が付いたまま炙ってから食べる「焼き竹の子」も美味しいですよ。
息子の小学校の運動会が、今年から9月から6月に変わりました。
全国的にも残暑厳しい9月から変更する学校も多くなりましたね。
そして、6月は私の誕生月でもあるので小さな頃から好きな月です。
来月からはいよいよ夏がやってきます。
今年の夏も猛暑になるのでしょうか? 暑さに負けず頑張りたいと思います。