まずは簡単な自己紹介から。
太田和明
昭和42(1967)年6月生まれ。
二重人格(?)のAB型。
身長183cm、体重86kg(ダイエット中)の大男です。
ガラにもなく花卉農家をやってます。
実はまだ就農して6年目です。
就農する前に広告代理店に17年間勤めていました。
広告代理店とは、新聞広告やテレビCMなどを作ったり、イベントを企画したりする仕事です。イベントや芸能人と仕事した時などは、楽しい仕事だなと思いましたが、飯を食べる時間もないほど忙しく、帰宅時間は毎日午前様が当たり前。転勤も多く、県内で長野、松本、上田、佐久、諏訪と5ヶ所も移り住みました。
「このまま定年までサラリーマンで良いのか?」と思い始め、農家の長男で育ち、自然が好きな私は「農業」への憧れが膨らみ始めました。
農家である父に就農について相談すると、「本当にやる気があるなら、土台はあるから、一緒にやってもいいぞ」と言ってくれました。
自分が生まれ育った地で子供達も育ってほしい。父の後を継ぎ農業をやりたい。という気持ちで、人生の折り返し地点の40歳になる年に、就農することを決めました。
現在は、家族とともに、長野県の最北端、豪雪地帯の飯山市で年中花作りを行っています。
本当はスポーツ大好き
でも、今は......
小学校から大学までクロスカントリースキー競技をやっていてスポーツ大好きなのですが、昨年秋から関節リウマチが発症して通常の生活にも支障があるような状態です(泣)。
今は薬を飲んで治療中ですが、仕事にも支障が出て大変です。
農業と病気に奮闘する様子を、毎月楽しい内容にしてお届けしたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
さて、
第1回目は、ここ北信州における新年の風物詩の話題から始めたいと思います。
現在(1月20日)は、家の前の積雪が1mちょっとと昨年より少ない状態です。 この時期に毎年行われるのが「道祖神祭」です。
今年も1月13日に行われました。前日に道祖神を作り、その夜は道祖神の中で「お守り役」の人が朝まで飲み明かします。
翌日は子供達が各家を回り、ダルマや門松などを集めて道祖神に飾り付けを行います。そして、本番はその日の夜。大人達が松明の火で道祖神に火を付けようと攻めます。道祖神前では子供達が杉の葉枝で火を消そうと守ります。この攻防戦がしばらく続き、最後は道祖神に火を付けて皆で無病息災を願います。
雪国で可憐なスズランを作っています
そんな雪国独特の行事が行われたり、毎日雪が降り、雪かきに追われる中、我が農園のハウスではスズラン栽培が進んでいます。
1月下旬から出荷が始まりますが、この時期、日本全国でスズランの出荷が出来るのは我が農園だけ、ということで各市場からの注文が多く来ます。
スズランの花言葉は、
「純愛」「幸福の再来」で、近年流行りのフラワーバレンタインにはピッタリです。
バレンタインに女性から男性にチョコレートを贈るのは、日本の菓子業界が作ったものですが、海外では
「大切な人へ花を贈る日」なのです。
今年のバレンタインは男女関係なく花を贈りましょう!
その花がスズランなら最適ですよ(´▽`)
次回は、スズランについてもう少し詳しくお話しいたします。