8月末に行われた「飯山さわごさ2014」が無事に終了し、疲れが取れないまま9月へ突入。秋彼岸の花の出荷が忙しくなる中、飯山市長選挙が始まり、立候補者の広報部長を務め、選挙が終わると地区の秋祭り準備、祭りが終わると来月に行われる飯山市駅伝大会練習、幹事をやっている同窓会準備と相変わらずバタバタした生活をしていると、いつの間にか肌寒い季節になっていました。
彼岸花の出荷がピークの9月前半。先月紹介した花以外にも出荷を迎えたのが、「シンホリカルポス チャーミングファンタジー」と長い名前の、薄いピンクの実が可愛い品種です。この時期は、ワレモコウ、シンホリカルポス、ソリダコタラ、ベニスモモと4種類の花が出荷されます。日の出前から畑で花を切って、朝飯を食べてから別の花を切りに行き、夕方まで出荷準備を行い、夜はいろんな会議や用事に出かけ、夜中に帰って来るので家で夕飯を食べることが何日もありません。そんな毎日なので基本的に僕の夕飯は用意されていません・・・。
シンホリカルポス チャーミングファンタジー
「食欲の秋」といいますが、いろんな美味しいものが食べられます。我が家でも畑の片隅にある栗の木の栗が食べごろで、ちょっと拾いに行っただけでカゴいっぱいになるほどでした。
しかし、山沿いにある別の畑に植えてあったカボチャが、収穫前に熊にほとんど食べられてしまいました。今年は春から熊の目撃が多く心配していましたが、カボチャが犠牲になるとは・・・。熊はカボチャの種部分だけくり貫いて食べていくようですね。トホホホ・・・。
9月の一番の行事は地区の祭礼です。2週間前から毎晩練習を行います。僕は毎年薙刀の係長で、本番に舞う小学生の指導、当日は薙刀化粧、衣装の準備、本番の提灯持ち、始め合図など行います。今年も薙刀舞役の小学生が元気に舞ってくれました。
薙刀本番前、準備完了!
祭りの旗竿
我が地区の祭礼は薙刀舞の他に天狗舞、獅子舞が行われます。祭典部も太鼓役、笛役の全員が白と水色の袴を着るので全員が揃うとかっこいいです。しかし、土曜日の夜宮は21:00から始まり村中を回り、お宮に戻るのが24:00くらい。それから更に新築の家や、子供が生まれた家、氏子役の家に祝い獅子を舞いに行き、再度お宮に戻るのが26:00くらい。それからお宮の境内で朝まで神様を守ると言う役目で、祭典部全員で翌日日曜6:00まで飲み明かします。
そしてまた日曜の昼から天狗舞を行い、夕方から慰労会を深夜まで行うというハードな祭りです。皆、寝不足、疲労、酒でグテングテンになりダウンする者もいますが、最後まで楽しみます。
獅子舞
天狗舞
祭礼が終わると一気に寒くなり、稲穂も黄色に色付き稲刈りの時期になります。我が農園では米は作っていませんが、今年も美味しい米ができそうです。寒暖の差が激しく、雪解けの冷たく綺麗な水で育った飯山米は全国でも美味しいと評判なので新米を食べるのを楽しみにしています♪