斎藤さんの農事録
[斎藤さんの農事録]

おいしいビールと農産物のある暮らし 第15回

ユーマの農事録

 

皆さんこんにちは!ユーマです。長かった梅雨も明け、8月に入って一気にトップギアで夏本番モードに突入したような感じがしております。久々に見る青空が目に眩しい今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

 

3%の別世界

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7月19日は梅雨の晴れ間の日曜日だったので、車山の山頂までトレッキングに行ってきました。ちょうどニッコウキスゲが見頃を迎えていて、他の登山グループも「3密」を避けながらそれぞれ楽しんでいる様子でした。車山を含めた草原地帯は日本の国土面積の3%しかないそうです。15分ほど車を走らせると行ける別世界ということで、大変贅沢な休日を過ごしました。

 

今の時代に合った管理基準を

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ホップ選果風景

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7月28日から、提携している山梨県北杜市の農園でホップの収穫が始まりました。実は7月中旬頃から始めるかな、と考えていたのですが、長雨で圃場に入れず、我慢してようやく収穫を始めることができました。海水温の上昇により、天気も3、4年前と比べて大きく変わりました。温暖な今の時代に適合した、新しい栽培管理基準を作らないといけないな、と改めて感じています。

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バーベキューに合うビール

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7月31日は、ビール好きのお客様と一緒にビールを造る企画の締めくくりとして、完成した商品のお披露目会が蓼科のキャンプ場、タイニーガーデンで開催されました。
こちらの商品は「バーベキューで焼いた肉や野菜に合うビール」というコンセプトで、マスカットやグレープフルーツの皮のような香りがする商品になりました。今年1月から進めてきた本企画は、コロナの影響で定期的な検討会ができなかった時期もありましたが、オンライン会議や機を見ての検討会を通じて合意形成を図りながら無事に良い商品をつくることができました。蓼科エリアの限定商品としてロングセラーを狙っていきたいです。

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今年は8月8日からお盆商戦が始まりますが、しっかりと水分補給と休憩、栄養をとって頑張っていきたいです。

この記事を書いた人

齋藤由馬さん

国内外のクラフトビールを研究後、「誰もが楽しめるビールを造ろう」と八ヶ岳の麓でビール造りに励む齋藤由馬さん。
従来の農家の枠から飛び出し、ホップ栽培から醸造、販売までを手がけるブリューワーに転身。信州茅野からおいしいライフスタイルを提案します。

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