大樹の農事録

大豆収穫!そしてイカ釣り!

こんにちは!ひろきです。

外はすっかり冬の空気になり、もうそこまで雪が迫っている安曇野です。

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北アルプスは雪だなー。

平地では大豆の葉が一斉に枯れ落ち収穫の時を待ちます。雪の前に刈ってしまわねば!!!

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どんなに寒くても子供と犬は元気いっぱい!

寒さに弱い私はこたつに入って丸くなっていたい。。。

イカ爆釣!?

さて、前回の農事録でイカを釣りに行くとか行かないとか言っていましたが、果たして私は釣りに行くことができたのか!?

はい。結果から言いますと無事行くことが出来ました!(^^)!

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楽しみすぎて行く前にイカ釣りの夢を3回も見る程!

当日の天気は最高で、暖かかったし風は無かったし人は少なかったしで、のんびり釣りを楽しむことが出来ました。

堤防にはイカが釣られた後の墨もチラホラあり、期待を込めてのファーストショット!

バチンという音!果てしなく飛んでいくエギ(イカ釣り用の疑似餌)!!すべてを悟る俺!!!

どうやら新品のエギはイカに抱かれることなく海底へ沈んでいったようです。

久しぶりすぎてPEラインが劣化していた模様。

その後も何度もフルキャストを続けていたのですが、そもそもイカは見えんし、どうやら昼間はスレていてまず食いついてこないんだそうな。エギングブームでイカも学習したようです。

だから昼間エギングしている人が少ないのか。朝から昼前まで粘って諦めました。

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それ以降はとにかく魚が釣れた感触を味わいたくて五目釣りに逃げた私。何でもいいから釣れればいいという男らしくない釣り方でヒットしたのは、今まで釣ったことのない謎の魚。ベラっぽいけど何かヒレ的に毒がありそうで怖かったのでリリースしました。

その後は小ダイやフグとかどこでも釣れるやつばかり。

実はちょい投げで40cmくらいのコチがかかったのですが、堤防に上げる前に落ちてしまいました(-_-)

 

そんなこんなで持って帰るような魚はゲット出来ず、結局パパは手ぶらで帰ったとさ。

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でもいいのです。本当に久しぶりに海釣りに行けたし、のんびり竿を振る時間が何よりの幸せでした。

イカなら次は夜釣りかサーフを攻めるべきか。

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帰りは一緒に行った先輩と、地元で魚が美味しい飲み屋さんで刺身盛りを頂きました。

一日釣りして帰って飲めるなんて最高かよ!
快く釣りに行かせてくれた家族一同ありがとうm(__)m

来年は皆でアジのサビキ釣りでもしに行こうか。

大豆収穫

農事録なのに海釣りのことを書いてしまいました(;´・ω・)

ってな具合で、しっかり息抜きが出来た私は、現実に戻り大豆の収穫を進めます!

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今年の大豆は播種後の湿害を乗り越えた圃場と、雨にやられた圃場で収量に大きな差が出てしまいました。

悪いところは過去最低の収穫量で、良いところは過去最高の収穫量だったのではないでしょうか。

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刈取後の大豆を見ても良いところは大粒なのですが、悪いところは本当に小粒で品質に差が目立ちました。

まぁ、出来る限りの対策をしてこの結果なのでしょうがないと思うしかありません。

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刈り取って驚いたのが大豆の水分量。

通常水分16%くらいで刈り取り、乾燥機で仕上げ乾燥して15%以下まで落とすのですが、刈り取り直後の水分が12%!?

カラッカラやん!はぜにくい品種のナカセンナリでも刈り取り前にはぜている場面もあり、刈り遅れと言っても過言ではない状況でした。10月と11月の気温が高く、雨が少なかったため圃場乾燥が進んだのでしょう。

イカ釣りに行ってる場合じゃないがな。

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大豆を入れておくスタンドバックの本数は例年より少なめの様子。

品質は比較的良いと思うのですが、選粒してどうなるかなぁ。

12月は大豆の選粒が始まります。12月もミニバスのイベント盛りだくさんで休み無さそうだけど、冬はワカサギ釣り行きてぇな~(釣り欲が止まらない)。

田んぼの作業も大詰め

大豆の収穫が終わった後は、ケイ酸分を補給する資材を撒いて圃場を耕します(秋起こし)。

今年は田んぼがしっかり乾いていたので昨年は登場しなかった秘密兵器を使用しました。

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それが、トラクターの後ろについているスタブルカルチという機械。

この機械のメリットはロータリーより深く耕せること。そして何より圧倒的に早い!

ロータリーでの作業が時速2km/h程度に対し、スタブルカルチは7km/hくらいで作業できます。

何と3倍以上の速度で田んぼを耕せるのです。3倍ってことは3日分の作業を1日で出来てしまうってことだから凄いことですよね。

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機械といっても特に動力は必要なく、単に鋤(すき)を引っ張るだけの単純なもの。

物凄く抵抗が掛かるので、引っ張るトラクターはある程度の重さと馬力が必要です。

圃場が濡れていると、タイヤがスリップしてしまい引っ張ることが出来ないので、いつでも使えるわけではないのが難点。使用頻度は低いですが、使える条件が揃えば大活躍する機械と言えます。

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ロータリーでは耕せない深い部分の土を掘り起こしていくことができるので、「ネリネリ層」と言われる普段空気に触れず固く締まった層を掘り起こすことができます。

これにより耕土厚を確保し、作物の根がより深く張れるようになり、圃場の養分を沢山据えるようになるのです。

地中深くの土は赤茶色をしています。恐らく使われていない鉄分の色ではないでしょうか。

蘇れ土!そして来年も大地の力で美味しいお米を実らせておくれ!

小さい幸せを大切に

気が付けば12月といった感じで、今年も残すところあと1か月ですね。

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国営アルプスあづみの公園では毎年恒例のイルミネーションが開催されています。土日には花火も上がり毎週楽しませて貰っています。

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霧が撒いた早朝には、道端の猫じゃらしにも自然のイルミネーションが出来ていました。

何とも幻想的な風景です。

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30年ぶりくらいに引っ張り出した天体望遠鏡ではほぼ皆既月食の観測に成功。

レンズは若干かびていましたが結構きれいに見えるもんですね。

なんやかんやありましたが今年は厳しい一年でした。

この農事録にはあまり辛そうには書いていませんが、米価下落に追い打ちをかけるかのように、原油価格の高騰、資材や機械の値上げ等で農業にも激しい向かい風が吹いております。

この状況を国のせいとか、他人のせいにしない。自分で何とかしていくしかない。

こういう状況はこれからの経営をどうしていくかを考える、良いきっかけになりました。

 

厳しい状況でも日々の小さな幸せを見失わないようにしていきたいです。

日々家族とご飯を食べることが出来るし、景色は奇麗だし、ご飯は美味しい。釣りにも行けたし、何より健康で生活できている。

幸せは気付くことで手に入るらしいですよ♪辛いことに目が向くと辛いことばかり考えてしまいます。

 

今年はそんな逆境の中で、明確に課題が見えた一年でした。

来年は八方塞がりらしいけど、上になら行けるはず!飛躍の年にするぞ!

 

 そんな感じで今年の農事録はここまで。最後に上手くまとまらず申し訳ありません。

 まだ一か月ありますが、今年も一年お付き合いいただきありがとうございました。また1月にお会いしましょう。

 それでは皆様、良いお年をm(__)m

この記事を書いた人

安田大樹さん

北アルプスをのぞむ安曇野市は、1等米比率日本トップクラスの長野県を支える米どころ。25歳でお米農家を継いだ安田大樹さんは、おいしいお米を作り続けることが「ふるさと安曇野の景観を守り、地域を楽しくしていくことにつながる」と考えました。

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