長野県の地産地消を推進する「おいしい信州ふーど」キャンペーン推進委員会と、信濃町にある有限会社外谷建設が運営する直売所「にのくらマルシェ」、その隣で地元食材を活用したジェラートを提供する「centotto gelato(チェントット・ジェラート)」が共催した「とうもろこし収穫体験&ジェラート試食イベント」が8月19日(土)・20日(日)に信濃町で開催されました!
当日のリポートとともに、にのくらマルシェ、centotto gelato(チェントット・ジェラート)をご紹介します!
もろこし街道とは
とうもろこしの旬は7月下旬から9月初めまで。
とうもろこしの生産が盛んな信濃町、なかでも通称「もろこし街道」と呼ばれる、町中心部の国道18号線から戸隠エリアへと続く道路沿い(県道36号線)は、十数軒の直売所が立ち並びます。焼きもろこしの販売をしている店舗もあり、旬の時期は観光客でにぎわいます。
にのくらマルシェ
にのくらマルシェは長野県信濃町の仁之倉にある「もろこし街道」に面した、地域の農産物を取り扱う産地直売所です。加工品やパンなども販売しています。
外観。直売所の外では焼きもろこしも販売していました
店内の様子。地元生産者の農産物や、加工品が並びます。見ているだけで楽しい!
いろんな品種のとうもろこしがたくさん並んでいました。さすが、もろこし街道!
とうもろこし収穫体験
にのくらマルシェで参加者の確認をした後、近くにとうもろこし畑を持つ青栁朝美(あおやぎ・ともみ)さんの畑で、いざ収穫体験!
収穫体験は今回が初の開催。県内に住む3歳~70代の51名が2日間、1日2回に分けて参加しました。参加者は、畑に到着後、青栁さんから説明を受け、大きさを見ながら採れ頃を教えてもらい、次々と収穫!
青柳さんの畑で収穫体験。丁寧でわかりやすい説明をしていただきました
採れ頃はどれか教えてもらいながら収穫!
「となりのトトロ」で出てきた、もろこし畑を思い出します。メイちゃんの気分!
その場で焼いてもらいました
炭火のいい匂いと、とれたてとうもろこしの風味で調味料いらず!
収穫したとうもろこしは、外谷建設の外谷豊(とや・ゆたか)社長が焼いてくださり、持ち帰る分とは別にその場で焼いて、参加者が車座になってみんなで食べました。
小さなお子さんから年配の方まで参加していて、参加者からは、コロナでのイベント規制も振り返りながら「みんなで食べるのはやっぱりいいね」という声も聞けました。
とうもろこしの後は、デザートとしてcentotto gelato(チェントット・ジェラート)のとうもろこしのジェラートが振る舞われ、子どもたちも大喜びでした。
centotto gelato(チェントット・ジェラート)
centotto gelato(チェントット・ジェラート)は地元で採れた野菜や果物を原料としたジェラートを販売しています。
メニューには「セロリ」や「トマト」をはじめ、信濃町特産品の「とうもろこし」はもちろん、「なつはぜ」「ルバーブ」など珍しい味が並びます。使用する野菜や果物ははねだしのものを使用するなどフードロス対策にも取り組んでいます。
おしゃれな外観。石段は外谷建設社長のお手製
珍しい素材を使ったおいしそうなメニューがずらり。素材は地元産にこだわります
外谷建設社長お手製の裏庭の景色に癒されつつ、「えんめい茶」と「なつはぜタルト」のダブルをいただいてきました
イベント参加者からは「初めての収穫で楽しかった」「生産者さんのお話しが聞けて楽しかった」と喜びの声が上がりました。
直売所の駐車場は午前中にはほとんど満車状態の大盛況。信濃町を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください!