昨日、私が住んでいる寮の伝統行事である「地元産の野沢菜漬け」を行いました。
長野県を代表する県民食・野沢菜漬けは、地元では「お菜漬け」とも呼ばれています。霜に当たるとお菜(野沢菜)がやわらかくなり、より美味しくなるため、例年11月〜12月になると、県民の方々の多くがお菜漬けを始めます。
野沢菜漬けには塩漬け、味噌漬け、しょうゆ漬け、辛子漬けなど様々な漬け方がありますが、今回は、「しょうゆ漬け」を行いました。
※様々な漬け方があり、使われる調味料や分量もそれぞれ異なりますので、数ある漬け方のひとつとしてご参考になさってください。
野沢菜のしょうゆ漬け
材料 野沢菜 55kg
漬物用だし(1.8ℓ)2本
玉砂糖(400g入り)4袋
野沢菜漬用漬物酢(1.8ℓ)2本
野沢菜用白だし(1.8ℓ)2本
粗挽き唐辛子・漬物昆布 適量
作り方
1. まず、ぬるま湯の中にお菜を入れ、付着している土や汚れを落とします。 枯れ葉や傷んでいる部分があれば、お菜洗いの前に取り除きます。お菜洗いを終えたら、しっかり水を切り、漬け作業に入ります。
2. 用意した漬物樽や箱の中に、底が見えなくなるまでお菜を敷き詰めます。お菜の向きを微妙に変えながら、バランスよく敷き詰めるのがポイントです。
3. 敷き詰めたお菜に調味料(唐辛子、昆布、だし、酢)をまんべんなくまぶします。
※ここまでで一段目が完成です。
4. 一段目のお菜の上に、2~3 の作業を繰り返します。
5. 箱がいっぱいになったら、中蓋をし、重石を乗せます。
6. 埃が入り込まないよう、ビニール等で封をします。
こうした状態にしておくと水がお菜の上まで上がってきます。水が上がってから。5日間程経てば完成です。以上、意外と簡単なお菜漬けの紹介でした。読者の皆様もご家庭でお試しください♪(グァルネリ)