今年もJA松本ハイランドすいか村がオープンしました!
【営業期間2021年7月10日(土)~8月16日(月)】
「JA松本ハイランドすいか」は、標高600~800mの松本市和田・新村・今井・波田地区、および山形村に広がる水はけのよい火山灰土の地層で、地域限定栽培しているブランドすいかです。シャリシャリした食感とおいしさが県内外から高い人気を集めています。
ブランドすいかはどのように栽培されているのか、JA松本ハイランドすいか部会 副部会長 中野敬一(なかの・けいいち)さんにお話をお聞きしました。
交配、摘果、収穫とすいか栽培は大忙し
中野敬一さん(左)と息子さん夫婦
中野さんは親の代から50年ほどJA松本ハイランドすいかを栽培しており、現在は奥様と息子さん夫婦の4人で栽培しています。栽培面積は約2.4ha、今年は約2万玉のすいかを収穫予定です。
中野さんの畑では例年7月15日くらいからスイカの収穫がスタートし、9月中旬頃まで収穫が続く予定です。農繫期は交配(受粉)、摘果、収穫など、多くの作業を並行して行うため、目のまわる忙しさです。
※摘果とは未成熟の実を摘み取る作業のこと。
すいかの花に手作業で交配作業をします。
1株2果だけ残し、残りの果実は摘果します。
収穫間近のすいか
1株2果だけ残すことで、おいしくて大玉のすいかになります。
収穫したすいかはどうやって運ぶの?
JA松本ハイランドすいかは1玉平均10kgです。ハサミで丁寧につるから外されたすいかは「運搬車」と呼ばれる専用の車で畑から運び出し、1玉ずつトラックに積んでいきます。
すいかの一番甘い場所は「真ん中」です。大玉のすいかは相対的に真ん中部分が多くなるので、おいしいすいかになります。
「大玉を生産できるよう、土づくりにこだわり、栽培マニュアルに沿った管理を徹底しています」と中野さん。
手間暇かけて栽培されているのですね。
最後に、中野さんにJA松本ハイランドすいかの魅力をお聞きしました。
「JA松本ハイランド管内は、昼夜の温度差が大きく、独特のシャリ感でおいしいすいかができる産地です。さらに、部会員一丸となって高品質のすいかの生産に励んでいます。ぜひ、ご賞味ください」
シャリっと甘いJA松本ハイランドすいかをご賞味ください!