秋の気候で大切に育てます
キノコを育てる作業が始まります。気温20度の環境で約30日培養、さらに60日ほど熟成させます。撮影のため照明をつけていますが、普段はもちろん真っ暗です。
次は、菌床からキノコが出やすいように表面をかき取る菌かき作業。
その後、生育室へ運び、芽出しと生育です。瓶は6段に並んでおり、上3段が芽出し、下3段が生育です。下の部分で初めて光が当てられます。
生育室は秋の気候で気温14度、湿度は100%近くになっています。扉を開けた瞬間は真っ白な霧が吹き出してきます。22、23日で収穫です。
包装室で荷造りして出荷します。
収穫が終わった瓶は培地をかきだし、次の栽培に備えます。
ここまで約4カ月。一つの瓶で1年に3回くらい栽培されるわけですね。もちろん、各農家では需要に合わせて毎日出荷できるように調整して作業しています。