厳しい寒さが続き、お鍋の季節も本番となりました。 お鍋に欠かせない食材と言えば・・・そう、「きのこ」です。 エノキタケ、ブナシメジ、エリンギ、ナメコ等、長野県はいずれも全国トップクラスの生産量を誇ります。 そんな長野県内でのきのこの一大生産地は、県内北部に位置する「中野市」です。 今回は、きのこの生産量日本一の中野市のエリンギを使った新商品を紹介します。
やってきたのは、長野県内に5店舗展開する「会津喜多方ラーメン 蔵」。 出てきた商品は、こちら!
信州中野産の「エリンギメンマ」を使ったオリジナルラーメン、 「信州エリンギメンマ塩ラーメン」です。 エリンギメンマは、切ったエリンギに塩を加えて炊きあげ、酢とごま油で味付けをしたもの。昨年9月に、エリンギの消費を増やそうと、一般社団法人日本きのこマイスター協会が開発を提案し、長野市の食品加工業「えとキング」が商品化を行いました。
さっそく、エリンギメンマを食してみると、まず感じたのは、通常のメンマとの食感の違いです。 一言で言えば、「ぷりぷり」です。通常のメンマとエリンギが絡み合ったかのような独特の食感とジューシーさで、食べ応えが増しています。
この食感は、かなりクセになりそう・・・。 お酒のおつまみとして、単品でもいけそうだなと感じました。
(写真提供:全農長野)
エリンギは、他のきのこにくらべてカリウム、食物繊維およびトレハロースを多く含んでおり、低カロリーで食物繊維が豊富なことから、ダイエットや便秘改善に効果があると言われています。 こうしたヘルシーなイメージと食感で、女性客にも人気が出そうです。
エリンギメンマ(写真提供:えとキング)
現在、県内5店舗の「会津喜多方ラーメン 蔵」のほか、中軽井沢駅前の「あってりめんこうじ」、南箕輪村の「蒼空」、長野市内の「麺屋蕪村 権堂店」、「博多屋台」で、エリンギメンマを使用したラーメンを提供しています。また、道の駅「ヘルシーテラス佐久南」でも今後取り扱いを始める予定とのことです。 今後は、県内を中心に120店舗に出荷することを目標にしており、県外への進出も狙っています。 株式会社えとキングの江遠代表取締役は、「長野のメンマと言えば『エリンギメンマ』と言われるようにしたい」と力をこめます。
現在は、業務用の販売のみですが、本年6月からは一般向けの販売も予定しているとのこと。 ぜひ、ぷりぷり食感の「エリンギメンマ」をご賞味くださいね!
■問合せ 株式会社えとキング 長野県長野市若穂綿内87-7 TEL 026-247-8401 FAX 026-247-8402
こちらは 2018.01.30 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
グァルネリ
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