長野県が生産量日本一のダリア、アルストロメリアなどの花束
明日(1月21日)は大寒。冬本番の長野県ですが、今日は、春気分を先どりする長野県産のお花のお話です。 冬に旬を迎える花や、切り花を美しく長く楽しむコツのほか、高品質な花が出そろうフラワーショーの情報もお届けします!
長野県が全国一の生産量を誇る花は、トルコギキョウ、カーネーション、シャクヤク、アルストロメリア、ダリア、アネモネなどがあります。また、冬場は寒い長野県でも、年間を通して出荷されている花として、アルストロメリアやダリアがあります。中でも、これからの時期に、長野県内からの出荷が特に増えるのは、アルストロメリア、ダリア、アネモネです。 春先までには、1月31日の「愛妻の日」、2月14日のバレンタインデーに花を贈る「フラワーバレンタイン」、3月には桃の節句(ひな祭り)、卒業式や歓送迎会、ホワイトデー、お彼岸、そして4月には入学・入社式など、花を身近に感じる機会が増えてきますね。生産量日本一の長野県産の花を探してみる、というのも一つの楽しみ方ですね。
アネモネ
このほか、冬場には「枝物」とよばれる花の出荷があります。たとえば、年末年始に欠かせない南天をはじめ、ユキヤナギ、レンギョウ、ボケ、サンシュ、ユーカリ、サンゴミズキ、モモ、サクラなどの花木類のことです。枝物の中にはサクラなどのように「ふかし」といって、自然に咲くよりも早く咲くようにして出荷をする「促成栽培※」を行うものがあります。 ※ハウス等の中で温度や湿度を管理し、切った枝を芽吹かせて、出荷後すぐに花が咲くよう調整する栽培方法
基本的に、いつの季節でも、花はできるだけ涼しい場所に飾りましょう。特に、エアコンなどの風が直接あたるところには置かないようにします。花を生けている水が汚れるとバクテリアが繁殖して茎の中が詰まり、水が花や葉まで行き渡らなくなったり、腐れの原因になるので、花瓶の水はきれいなうちに取り替えましょう。その際、花瓶の中もサッと洗うことを忘れずに。 水を変えるタイミングで、「切り戻し」(花の茎を少し切って切り口を新しくしてあげる)を行うと、花が水を吸いやすくなります。切り口は斜めに切って、水につかる面積ができるだけ大きくなるようにすると良いでしょう。 市販の切花延命剤などを使うと、雑菌の繁殖を防ぐことができ、水だけよりもより長く花を楽しめます。
2015年の信州フラワーショー会場
長野県で生産されている花を一堂に楽しんでいただける機会があります。「第47回信州フラワーショー ウィンターセレクション」です。昨年は県内から約400点が出品され、品質や栽培技術を競いました。入場は無料で、一般公開期間は、どなたでもお気軽にご覧いただけます。 大勢の皆様のご来場をお待ちしております。
「第47回 信州フラワーショー ウィンターセレクション」 ※入場無料 一般公開 2016年1月28日(木)15:00~18:00 2016年1月29日(金)9:00~13:00 会場 JA南信会館 3階(長野県伊那市狐島4381) 実施内容 品評会(切花・花木)、 展示会、花の販売 お問合せ JA全農長野 野菜花き課(TEL 026-236-2250)
※「信州フラワーショー」はJA全農長野ホームページでもご案内しています
こちらは 2016.01.19 の記事です。農畜産物や店舗・施設の状況は変わることもございますので、あらかじめご了承ください。
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