「だから長野産プルーンを選びました」
開発担当者とJAの担当者が対談
発売を前に「氷結®」の開発担当者・平間政人さんと、産地の担当者でJA全農長野の果実課・中堀愛さんとの対談が行われました。
中堀 長野産のプルーンは7月から10月上旬までが収穫期。今がちょうど旬なんです。この時期の生のプルーンはとても美味しいのですが、同じ時期に味わえる「氷結® 長野産プルーン」も、スッキリしていてとても飲みやすいですね。
平間 「氷結®」ブランドは透明でスッキリ飲みやすいのがポイントです。いくつもの産地を巡って果実を探しているのですが、プルーンの果汁を飲んだ時に「これはいけるぞ」という手応えがありました。
中堀 長野県にはいくつも果実がある中でプルーンを選ばれたのはなぜですか?
平間 2013年から行っている国産果実を使った「氷結®」シリーズは、復興支援や地域活性化もありますが、国産の果実のプレミアムな味わいを楽しんでいただき、飲む楽しみ、喜びを提案したいと始まりました。チューハイのお好きな方は「いろんな味を飲みたい」「たまには違う味を飲みたい」という意見があります。産地にこだわった品種を提案する中、長野でリンゴやブドウは一般的ですが、プルーンは斬新ですからね。
国産の良い原料を集めたいとき、シェア7割を占める長野のプルーンは最適でしたし、このような魅力的な果実があることを広く知らせたいとの思いもありました。
中堀 生食のプルーンは私も大好きなのですが、召し上がったことはありますか?
平間 開発に携わるようになってから、初めて食べました。品種によって味が違うので「同じプルーン?」と思うほどでした。
長野は国内でのプルーン栽培の先駆地だからこそ7割のシェアを誇っています。雨が多いと果実が割れてしまうなど、栽培にご苦労があることも知りました。
中堀 「氷結®」を開発される中では、どんな点に苦労されましたか?
平間 プルーンらしい甘みと渋み、酸味など味づくりには苦労がありました。実はプルーン味の氷結を初めて試作してみてから発売までは2年近くかかっていますね。果汁の割合や、素材の味わいを生かすアルコール度数などのバランスもあります。プルーンのアルコール度数は4%。幅広い世代に飲んでいただけると思います。
中堀 優しい甘さで飲みやすく、女性にも喜ばれる味だと思います。それにこのパッケージも素敵です。
平間 実はパッケージにもこだわりがあります。プルーンを知らない方が見ると、丸い果実のイラストがブドウに見えてしまいますから色調に工夫し、「長野県産プルーン」の文字も少し大きめです。
中堀 信州は南北に長いので果実が豊富です。プルーンのほか、ネクタリンやブルーベリーも全国シェア1位。ネクタリンにはサマークリスタルという甘い品種がありますし、皮ごと食べられるナガノパープルなども人気です。プルーンのほかに気になる果実などはありますか?
平間 リンゴやブドウの中でも品種を絞ると面白いですね。香りの良い王林とか、秋映とか、黄金桃とか。シャインマスカットもありますね。本当に長野は果実の宝庫ですね。
中堀 プルーンはポリフェノールやビタミンA、食物繊維など栄養価の高さから「ミラクルフルーツ」なんて呼ばれています。「氷結®」の発売を機に生食のプルーンを知っていただく機会になれば良いと思っています。地元生産者の期待も大きいようです。
平間 国産の良質な果実を使った「氷結®」を全国の方に飲んでもらえるのはもちろんですが、開発担当者としては、地元の方に喜んでいただけるのがうれしいですね。ぜひ信州でも多くの方に飲んでいただきたいです。
「女性におすすめ♪ すっきりした味わいをお試しください」
「氷結® 長野産プルーン」
■発売日 2015年10月6日 全国一斉発売
■容量 350ml缶、500ml缶
■価格 オープン価格
■販売予定数 約30万ケース